mixiユーザー(id:3696995)

2013年12月24日22:50

81 view

アウラ@宗次ホール(12/23)

クリスマス間近の三連休が終わると、なんとなくクリスマスもおしまいという感じがしてしまう。今日がイブだというのに…。とはいえ、今日はサンタさんを演じなければならず、大荷物で家を出た。

まあ、その話は置いておいて、昨日はアウラのクリスマス・コンサートというわけで名古屋に行ってきた。
名古屋日帰りにも慣れたものであるが、帰りは新幹線が混んでいて指定が満席だったため、グリーン車を手配せざるをえない状況に陥ってしまった。

12月23日は宗次ホールでアウラのコンサートの日。
こう決まっているようだ。

人によっては響きすぎと感じるようだが、私はアウラの声がいちばん綺麗に響くホールだと思う。
天から声が降ってくるような響きはなかなか素敵だ。

畠山真央、原嶋絵美、菊地薫音、奥脇泉、大石悦代

01.天界の女王よ(モンセラートの朱い本)
02.おお、ここに輝く乙女よ
   乙女を称えましょう
   王笏を持つ輝ける女王よ(モンセラートの朱い本)
03.母なるマリアを(モンセラートの朱い本)
04.ガウデーテ(キャロル)
05.栄えあれ、乙女の中の乙女
06.アヴェ・ヴェルム・コルプス(フォーレ)
07.タントゥム・エルゴ(フォーレ)
08.ピエ・イエス(フォーレ)
09.アヴェ・マリア(カッチーニ)
<休憩>
10.アメイジング・グレイス(伝承歌)
11.今日キリストは生まれた(グレゴリオ聖歌)
12.スノーマン(ブレイク)
13.ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス(キャロル)
14.まきびと羊を(キャロル)
15.ひいらぎ飾ろう(キャロル)
16.そりすべり(アンダーソン)
17.鳥の歌(カタロニア民謡)
18.ハレルヤ(ヘンデル)
<アンコール>
19.花のワルツ(チャイコフスキー)

プログラムは21日の東京と同じ。

正直なところ東京公演はクオリティが高かったとは言い難い。
声のバランスが良くないし、タイミングがずれる箇所もあり、音楽の流れにどこか引っかかりがあるように感じた。
しかし、昨日はそのあたりを上手く修正してきた。
アウラらしいクオリティを取り戻したパフォーマンスだったと言ってもいい。
そうなると、東京ではいろいろなことが全てマイナスに働いてしまったのだろうかと思わなくもない。
それまでいくつかのステージをこなしてきたとはいえ、新生アウラとしての本格的な始動はこのコンサートからと言っていいように思う。そして、クリスマスという特別なシチュエーション。そうしたことに対する気負いや緊張があったことは想像に難くない。

昨日は各声部のバランスも良く、タイミングがずれるようなところもほとんどなかった。
ただ、おそらく原嶋絵美は喉の不調を抱えていての歌唱だったように思う。
『ガウデーテ』ではメンバーがソロを回すところで彼女のソロだけカットされていた。
いつもは突き抜けたような豪快な歌唱を聴かせる彼女なのだが、抑えているのか抑えざるをえないのか、苦心しながらの歌唱だったようだ。ただ、彼女の名誉のために念のため書いておくと、だからといって彼女の歌が瑕だらけだったというわけではない。うまくまとめていたあたりはさすがにプロの歌手である。
また、畠山真央や菊地薫音がそこにうまく声をかぶせていくフォローがあったことも見逃せない。

前半最後のカッチーニの『アヴェ・マリア』は原嶋絵美がソロを取る場面が多い。
それゆえ心配していたのだが、そんな心配など忘れてしまうくらい曲に引き込まれた。
まるで滅びの美しさのようだった。
調子が上がらない中での絶唱。いつもほど声が伸びていかないもどかしさ、それゆえにいつもより気持ちを込めて歌おう。彼女がそう思っていたかどうかはわからない。しかし、意識せずともそういう歌になっていたのだろうと思う。
おそらくもう二度と聴けることはないだろう。
彼女にとっては不本意な出来ではあったろうが、忘れえぬ名演が生まれたと思う。
音楽とはおもしろいものだ。

後半は『アメイジング・グレイス』でいくらかバランスを欠いたのを除けば、総じてよい出来だったように思う。
クリスマス・ソングということでリラックスした雰囲気の中での歌唱だった。
ちょっと心配していた『ハレルヤ』でも原嶋絵美はそつなくこなしていた。
アンコールの『花のワルツ』も東京のときのような突っ込みがちなテンポ感は解消されていた。

メンバーが替わったということもあって、若干アレンジをいじっている部分も多いようだが、『鳥の歌』については別物と言ってもいいくらい変わっている。それまでの版は卒業した佐藤悦子の絶唱という印象が強すぎるので、アレンジが変わったのはむしろ良かったのではないかと思う。

畠山真央の声もひときわ柔らかさを増し、大石悦代の低音も東京よりもよく出ていたようだ。奥脇泉もそのポテンシャルを見せ始めた。
そして、とりわけ感心したのは菊地薫音である。彼女の歌はなにがあろうと揺るがない。彼女の抜群の安定感はメンバーにとって心強いことだろう。
彼女のMCでの東京とはちょっと違ったサンタの思い出話は爆笑ものだった。いつもの天然ぶりで笑わせるのではなく、話の内容で笑わせていたのだからたいしたものだ。

昨日の名古屋でのパフォーマンスには凄みすら感じた。
その凄みというのはアウラを継続発展させていくことへの覚悟のようなものだったのかもしれない。

完璧ではなかった。
しかし、いいコンサートだった。
4 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2013年12月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031