やっぱり彼女のピアノを聴かないと一年が始まらない。
HP上で発表になったのが今週初め。
想像だが、会員限定のクローズドの予定だったのだが、席に余裕ができたので一般にも開放したということなのではないかと思う。
本八幡の島村楽器という楽器屋さんのサロンでのコンサート。
場所はどこでもいい。彼女のピアノが聴ければいいのだ。
彼女というのはもちろん三浦友理枝。
YAMAHAのC3Xという新しいピアノの発売記念のコンサートとのこと。
なかなかしっかりした音を出すピアノのようだ。
ただ、やはりホールではないからね。後ろの壁と低い天井の反射が大きかったようだ。
ピアノを習っている子が多いのだろうな。
小さなお客さんがいっぱいだ。
彼女は手本になるだろう。弾いているときの姿勢とか、小さな手をハンディに感じさせない技巧とか、正確なタイム感覚とか。
プログラムはショパンとドビュッシーの小品集。
01.ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調
02.ショパン:24の前奏曲より、第1番、第7番、第8番、第15番『雨だれ』、第21番、第22番
03.ショパン:バラード第1番 ト短調
04.ドビュッシー:月の光(ベルガマスク舞曲より)
05.ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク(『子供の領分』より)
06.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(前奏曲集第1巻より)
07.ドビュッシー:ミンストレル(前奏曲集第1巻より)
08.ドビュッシー:喜びの島
<アンコール>
09.ドビュッシー:アラベスク第1番
ここでも『喜びの島』が特に素晴らしかった。
正確なリズムをキープしつつ、なおかつダンス音楽としてのノリを出している。ぶっちゃけた言い方をすればグルーヴィーなのだ。
『ゴリウォーグのケークウォーク』や『ミンストレル』といったユーモラスな曲も上手く弾く。
最近は遊び心というか小洒落た感じを出すようになってきた。
24のプレリュードは抜粋版ではやはり食い足りない。
こういう場では仕方ないけどね。また全曲を聴きたいものだ。
バラードは聴き応えがあった。なかなか劇的な表現だったと思う。
「来ていただけるとは思っていませんでした」と彼女は言っていた。
ホントかなあ…? 首都圏ならどこでも来るって思っているんじゃないの?
まあ、それはともかく、喜んでくれていたようだからいいや。
そうだそうだ、真理ちゃんのことを訊ねてみた。
もう予定日は過ぎているのだが、まだ連絡はないとのこと。
すぐ復帰すると思いますよ、と彼女は笑っていた。
なにはともあれ、彼女のピアノを聴くことができて良かった。
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