今週火曜日のことだが、仕事の帰りに渋谷のタワレコに行ってみた。
考えてみれば、11月にリニューアルのグランド・オープンしてから行っていなかったのだ。
その前にいくつかのフロアーは先行オープンしていたので、あまり変わったというふうでもない。
目的は水曜発売のSCANDALのシングルのカップリング曲やアルバム未収録曲を集めたアルバム『ENCORE SHOW』をフラゲするため。
ご存じとは思うが、フラゲとはフライング・ゲットの略。CDはたいてい発売日の前日午後に入荷するので、そこで入手するとちょっと得したような気になれるのだ。
さて、タワレコ1階は新譜コーナー。
話題盤はコーナーが作られパネルやPOPも飾られ、もちろん試聴機にも入っている。
SCANDALも出世したなあと思いつつ眺めていると、隣にはねごとの新譜が。
そうか、もうすぐ出るとは思っていたが発売日が同じだったのだ。
ねごととは4人組のギャルバン。キーボードが入っているのでちょっとおもしろいサウンドになっている。
解散やメンバー脱退など、ネガティヴなニュースが続くギャルバン界でSCANDALとともに気を吐いているのがねごとである。
そうしたら、なんか回りに女の子が何人かうろうろしている。
あれ、ねごとのアルバムが見たいのかなあ、とちょっとずれた。すると「すいません」とでも言うようにピョコッと頭を下げた。
で、やおらパネルの前に並んで写真を撮り始めた。店内での撮影はダメだろうと思っていると、写真を撮っているのはタワレコのおねえさんだ。すると並んだ4人はねごとのメンバーかぁ? 撮影が終わると、パネルにサインをし始めた。ああ、やっぱりねごと本人たちなんだ。
あれま、ロックバンドやっている子たちには見えないよ。ジャケットで見る写真よりみんな綺麗で可愛いじゃないか。ベースの子なんて小っちゃくって、小グマのぬいぐるみみたいだった。あれで、バリバリなベースを弾くのかとちょっとビックリ。
ちょっと得した気分。
なので、ねごとの新譜もゲット。(写真左)
キュートな歌声とカラフルなキーボード・サウンドのためか、ゴツゴツのロック・サウンドという感じはあまりしない。それでもリズム・セクションはしっかりしているので、芯の通ったサウンドになっている。ギターの奏でるフレーズも特徴的だ。
ニュー・ウェーヴやテクノ・ポップを消化した音のように感じる。近未来的な趣を持ち、質感はソフト。もはやロックかどうかなどというのはそうでもいいことなのかもしれない。
1stアルバムから一年半、成長の跡が感じられるアルバムに仕上がっている。
一方、ハード・ロックとガレージ・ロックのミクスチャーっぽい骨のあるサウンドのSCANDALはいわば編集盤。いわゆるB面集と言ってもいい。そのせいもあってか、オリジナル・アルバムよりも遊び心の盛り込まれた曲が多い。最後の『PLAYBOY』では珍しくドラマーのRINAの歌声が聴ける。
「Another Side of SCANDAL」とでも言うべき内容で、ファンにとっては嬉しい盤なのではないだろうか。(写真右、左上から時計回りに、赤:ヴォーカル&ギターのHARUNA、緑:ギターのMAMI、黄:ベース&ヴォーカルのTOMOMI、青:ドラムのRINA)
ギャルバンは侮れないよ。
骨太なサウンドのバンドが多いのだが、そこに女性ならではというべきなのだろうか、繊細さやしなやかさがあるのが共通する特徴だと思う。ロリポップふうの華やかさも女性だからこそ絵になる。
なんていうのは、性差別になるのかなあ。
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