いろいろあったが、なにはともあれ、仙台から帰ってくることができた。
まったく、台風17号君には宿泊代を肩代わりしてもらいたいものだ。
昨日午後の三浦友理枝嬢の公演後、彼女と「帰りが心配」という話になった。
朝から関係者間で台風の話で持ちきりだったそうだ。
「帰りますか、泊まりますか、と訊かれても、こっちは三本も抱えてるんですから、終わってから決めますって」と彼女はかなりプンプンしていた。
「トリオが終わってからだと、同じ新幹線じゃないですか?」と彼女が言うとおり、同じ新幹線だった。「その時間、危なそうですよね」と彼女は悩ましげな顔をしていた。
いいのか、新幹線の時間なんて教えて、と思ったが、まあいいのか。
ということで、ヤバそうだなという気はしていた。
そして、われわれにとってせんくら最後の公演、例のトリオの終演後、彼女たちが新幹線が運休になったことを教えてくれた。
「開演前に泊まりが決まったので、スッキリ演奏できました」と友理枝ちゃんは笑っていた。
彼女たちが教えてくれた情報によると、はやて号は全面運休、やまびこ号は動かすがその後どうなるかはわからない、とのこと。
今思うと、そういうやり取りも楽しかったと思う。
事前に情報を得ていたので、駅に着いて慌てるということもなかった。
やまびこで帰ることも考えたが、21:48くらいのものしか席がなく、東京の電車がどうなっているかもわからないし、そもそもまともに東京に着くかもわからない。
なので、払い戻しをして、朝チェックアウトしたばかりのホテルに電話をして部屋を手配。
新幹線内で食べるつもりで朝に予約していた出来たての牛タン弁当を引き取った。
もともと月曜は休みを取っていたので、帰れなくてもさほど問題ではない。
ただ、予定があったので午後には帰らなければならない。
風は強くなっていたが雨に降られることもなく宿に着いた。
熱々の(実際は少し冷めてしまったが)牛タン弁当は美味かった。しかし、ホテルの部屋で弁当を食べるというのは、何とも間抜けな図であった。
のんびり風呂に入って(天然温泉とのことだが、ホントか?)、なんだかぐっすり寝てしまったよ。
その間に台風は過ぎていってしまったようだ。
雲はまだ多かったが、仙台の空は爽やかに晴れていた。
午後に予定があったため、早めに仙台を出ることにする。
台風が来たことなんて嘘のように穏やかな道中。
東京に着いてみれば暑いのなんの。
10月で30度を超えたのは7年ぶりなのだそうだ。
ま、そんなハプニングも含めて楽しい仙台旅行だった。
というわけで、せんくらについてはまた改めて。
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