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2012年09月16日21:55

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児玉桃&麻里@東京文化会館小ホール

これで\900は安すぎだろう。マイミクさんの情報で驚いた。
ということでポチッとしてしまったコンサート。

児玉麻里&桃の姉妹によるピアノ・デュオ。名物デュオである。

01.ラヴェル:マ・メール・ロワ(四手)
02.酒井健治:緑の青/青の緑(委嘱新作世界初演)(桃ソロ)
<休憩>
03.チャイコフスキー:組曲『くるみ割り人形』作品71a(2台ピアノ編)
04.ドビュッシー:白と黒で(2台ピアノ)
<アンコール>
05.野平一郎:森のラグ(こだま)(2台ピアノ)

お目当ては2台用にアレンジされた『くるみ割り人形』。
だったのだが、前半だけでも\900は安すぎだろうと感じた。
『マ・メール・ロワ』は聴かせるのが上手い。非常に繊細な演奏。
委嘱作品の『緑の青/青の緑』は二部からなる10分強の曲。現代音楽であるが、飽きることなく聴けた。曲自体の魅力もあるが、徹底した美音とダイナミックな打鍵の桃ちゃんは素晴らしい。

休憩後の『くるみ割り人形』は楽しい。
いくつかミスもあったようだが、そんなのが気にならないくらいご機嫌な演奏だった。
ドビュッシーもさすがだ。

実は姉の麻里さんの演奏を聴くのは初めてだった。

妹の桃ちゃんは2008年のメシアン・プロジェクト以来。というか、メシアンしか聴いたことがない。『幼子イエスに注ぐ20のまなざし』が余りに素晴らしく、つい『鳥のカタログ』のチケットもその場で買ってしまったのだ。その『鳥のカタログ』も素晴らしすぎる演奏だった。
昨年のLFJでのウェーベルンの変奏曲を聴き逃したのが惜しまれる。

自由席だったので、今回は2台のピアノがメインとということもあって、聴くのにいい場所を選ぶ。前から10列目くらいのステージほぼ正面。そのため左右のピアノの音を立体的に捉えることができた。というわけで、席の選択は大正解。とってもいい状況で聴くことができた。

内容的にも大満足のコンサートだった。

早くデュオ・アルバムでも出してくれればいいのに、と思う。
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