ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレイター(Van Der Graaf Generator、略してVDGG)の8月23日の日本公演のチケットが届いた。
ん? A列?
どうやら最前列のようだ。
おや、まあ。
最前列で聴くのがいいのかどうかはわからないが、少なくとも視界を遮るものはない。
多少見上げるようになったとしても。
ステージ向かって左側なので、ピーター・ハミルに近いところか。
ガイ・エヴァンスのドラムも見られるだろうし、ヒュー・バントンのベース・ペダルも見られるだろう。さすがにオルガンの指さばきは見られないだろうが。
実はちょっと、というか、かなり興奮している。
十代の頃からいちばん好きなバンドであり続けてきたVDGGを間近で見られることなどもう二度とないかもしれないのだ。
ピーター・ハミルはこのところ毎年日本に来ているが(今年の3月にも来ている)、バンドとしての来日は二度目。
初来日は2008年。VDGGのライヴを見ることができるなんて夢のようだった。
ヨーロッパではカリスマ的な存在だが、日本ではせいぜいマニア御用達程度のもの。
今でもプログレッシヴでアンダーグラウンド。
再結成後のオリジナル・アルバムもすでに4枚となった。
先日リリースされたばかりの最新盤は、なんとピーター爺がヴォーカルを封印するという暴挙に出たインストゥルメンタル集。
近年の録音から断片を集め、インプロヴィゼーションを加え、スタジオで編集したものらしい。
と言ってもアウトテイク集などというものではない。ロックという枠から離れ、現代音楽やフリー・ジャズに通じる音楽である。チャレンジャブルであると同時に、彼らの音楽家としての懐の深さを感じさせる作品になっている。
タイトルは『ALT』、altanativeということだろう。VDGGのもうひとつの側面ということか。
もともと時流とは関係のない音楽を作っていた彼らのこと、驚いては失礼なのかもしれない。
英国プログレッシヴ・ロックの奥座敷、ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレイター。
日本公演まであと三週間ちょっと。
Van Der Graaf Generator :
Peter Hammill : Vocals、Guitar、Piano
Hugh Banton : Organ、Bass
Guy Evans : Drums、Percussion
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