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2012年06月14日23:19

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まーらん舟

4月の大掃除でボトルをずいぶん処分して以来、初めて新しいボトルを買った。

黒糖焼酎の「まーらん舟」である。

「龍宮」ブランドで知られる富田酒造場の別ブランドである。
25度のものは初めて見たのでついつい買ってしまったのだ。

黒糖焼酎の原料はもちろん黒糖(と米麹)である。
といっても酒質が特別甘くなるわけではない。
実は黒糖焼酎は奄美群島でのみ製造が許可されているのだ。
よく日本のラムなどと言われることもあるが、やはり別物と言えよう。

私は強い酒を強いまま飲むのが好きなので、もちろん焼酎も好きである。
芋も米も麦も栗もたいていのものは好きだが、特に黒糖焼酎を好む。

すっきり系のものから、こってり系のものまで、黒糖焼酎もさまざまである。
この「まーらん舟」はなかなかクセがある。ツンデレ系のいい感じだ。最初の口当たりはドライに思えるが、口に含んでいるとふんわりと甘みが感じられる。

ちなみに、「まーらん舟」とは漢字で書くと馬鑑船。古の時代、奄美・琉球から中国や東南アジアを航海していた貿易船を馬鑑船と呼んだのだそうだ。琉球王国繁栄を担った輸送手段ということなのだろう。
いいネーミングではないか。
スコッチ・ウィスキーなどは歴史や伝統、あるいは英雄譚にちなんだネーミングが多いが、焼酎にはさほど多くない。こういう名前は一度聞いたら忘れない。

普通の焼酎は25度なのでさほど強いとは言えない。
たまにはロックで飲むこともあるが、たいていはストレートである。
シングル・モルト・ウィスキーの樽出しとかだと60度くらいのものもあるが、そのくらいまでならストレートでいける。

焼酎は日本が誇るべきスピリッツ(蒸留酒)である。
狂騒的なブームも落ち着いてきているようだし、これからが正念場というところだろう。

いい音楽と美味い酒のあることの幸せ。。。
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