期待の若手ピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サール(Lise de la Salle)の新譜が発売された。
1988年生まれというから、本当に若い。
来日公演がちょうど今日から始まっているはず。
今日が名古屋、来週の月曜が大阪、そして火曜が東京。
今回のアルバムはリサイタルのプログラムほぼそのまんま。
なんとか来日公演に間に合ったというところか。
会場に持ち込めるかどうかは売り上げに大きく影響するだろうから良かったのだろう。
東京公演にはちょっと間があるので予習をする余裕もある。
もともとは4/30リリースとアナウンスされていたのだが、その後なんと5/末となっていた。なんだ、間に合わないじゃんと思っていたら、どうやら昨日リリースされたらしい。
生誕200年にちなんでか、リスト作品集となっている。
ちょっと変わっているのは、編曲物が含まれていることだ。シューマンの『献呈』は有名にしても、シューベルトの『セレナード』、モーツァルトのレクイエムから『ラクリモサ』、ワーグナーの『イゾルデの愛の死』といったところが収められている。ハッキリ言うが、『献呈』しか聴いたことがないぞ、と。
自作曲ではバラードの2番に、『ダンテを読んで』、『詩的で宗教的な調べ』から『葬送』といった大曲に、技巧的な『マゼッパ』、晩年の摩訶不思議な『灰色の雲』という難曲が並ぶ。
ざっと通して聴いただけだが、やはり彼女は非凡だなあと思う。
ピアノの音色は相変わらず暖かく柔らかい。しかし、十分にキレもある。
スケールも大きいし、聴き応えがある。
リサイタルがますます楽しみになってきた。
失礼だが、今回のジャケットはイマイチのような気がする(写真左)。
前作のショパン・アルバムのジャケットの方が素朴な感じで良いと思う(写真右)。
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