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2011年03月05日23:40

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たま個展『epitaph』最終日@ヴァニラ画廊

まずは今日1本目の日記。。。

銀座のヴァニラ画廊で開催していた少女主義的水彩画家たま女史の個展『epitaph』もいよいよ最終日となってしまった。連日盛況だったようで喜ばしい限りだが、終わってしまうのはやはり淋しいものがある。

というわけで、今生の別れとなってしまう少女たちに会いに行った。

前回(一昨年)の個展の際には最終日の閉廊一時間前に人魚さんを迎えることを決めた。何度振り返ってもあの作品が残っていたのは奇跡としか思えない。それが縁というものなのかもしれない。
最終日というのは何となく雰囲気が違う。どことなくざわついた空気感が漂う。それは決して不快なものではなく、名残を惜しむのに相応しい。
楽しかった旅行から帰る日、長い休みの最後の日、そんな感じに似ているかもしれない。

すぐにずっと眺めることができるようになるのに、うちに迎える子たちの前でたたずんでしまう。
そして、迎えられなかった子たち、特にほかに引き取られることに決まった子たちを目に焼き付ける。
きみたちを選ばなかったわけではない。あの子たちがわれわれを選んでくれたのだ。そんなふうに思う。

写真は今日のお題によるイラスト付きサイン。
今日選んだのは個展のタイトル「epitaph」にちなんで「お墓」。
それぞれが思い思いに勝手なお題を決めるのだが、すぐに即興で対応してしまうのはさすがだ。

この二週間楽しかった。いや、個展を心待ちにしていたときから楽しかった。
乙女ワールドと化したヴァニラも今日でおしまい。月曜からはまた新しい企画が始まる。
個人の思いとは別のところで世界は動いていく。そういうものである。
The world goes on forever.

大事な娘たちをお嫁に出す作家さんの心境はいかばかりか。いつもそのことを思う。
まだ先のことになるのかもしれないが、いつか個人収蔵作品も集めた個展が開かれることを期待したい。

たまさんとは5月のデザインフェスタでの再会を約束し、後ろ髪を引かれるような思いで、画廊を後にした。
そう、四谷に向かって、ユジャ・ワンのリサイタルだ。

※ 続きは2本目としてUPします。少々お待ちください。
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