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2010年12月27日22:43

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ホーザ・ホーシャ@音や金時

いよいよ今年もウサギの尻尾を掴むところまで来てしまった。

というわけで、今年のコンサート&ライヴ納め。
紫色のバラという素敵な名前を持つホーザ・ホーシャ(Rosa Roxa)で2010年を締めくくることになった。場所はお馴染みの音や金時。

だいどうじさかえ:カヴァキーニョ
中沼浩:バンドリン
山本のり子:ヴォーカル、ギター
田嶌道生:ギター
栗山豊二:パーカッション

ブラジルの民族音楽ショーロを演奏するグループである。
陽気な中にもそこはかとない哀愁を感じさせるのが魅力で、この「そこはかとない」というのがいい塩梅でクセになる。
セットリストは以下の通り。

01.エルネスト・ナザレ:Atlantico(大西洋)
02.シコ・ブアルキ:Quem Te Viu, Quem Te Ve(君を探して)
03.ルペルシ・ミランダ:Picadinho A Baiana(バイーヤ娘のピカヂーニョ)
04.ヴァウヂール・アゼヴェード:Delicado(繊細な青年)
05.フォンフォン:Murmurando(ささやきながら)
06.ピシンギーニャ&ヴィニシウス・ジ・モラエス:Mundo Melhor(すばらしい世界)
07.フレイリ・ジュニオール:Revendo O Passado(昔を思い出しながら)
08.バーデン・パウエル&ヴィニシウス・ジ・モラエス:Formosa(いい女)
<休憩>
09.エドゥアールド・ソウザ:O Despertar Da Montanha(山の目覚め)
10.カエターノ・ヴェローゾ&フェヘイラ・グラール:Onde Andaras(あなたはどこへ)
11.中沼浩:Cebolinha(遁走するセボリーニャ)
12.だいどうじさかえ:Luciana(ルシアーナ)
13.ピシンギーニャ&オターヴィオ・ジ・ソウザ:Rosa(薔薇)
14.ジャコー・ド・バンドリン:Bole-Bole(ボーリボーリ)
15.ヴィラ=ロボス&フェヘイラ・グラール:Trenzinho Caipira(田舎の汽車)
16.セルジオ・ヘジス:Beliscando O Cavaquinho(カバキーニョをつま弾く)
<アンコール>
17.ピシンギーニャ:Carinhoso(愛情深く)

弦4本にパーカッションというアコースティックな音は耳に優しい。
ちなみに、カヴァキーニョはウクレレに似た楽器。ポルトガルからブラジルに渡ったものがカヴァキーニョ、ハワイに渡ったものがウクレレ、というふうに変化していったらしい。バンドリンはマンドリンに近い。南米でマンドリンというとバンドリンのことを差すらしい。マンドリンの底が丸いの対し、バンドリンは平面という違いがある。

02、06、08、10、13、15、17がヴォーカル曲。
03のピカヂーニョとはブラジルの家庭料理のことで、肉や野菜を煮込んだものらしい。
11は中沼氏のオリジナル。セボリーニャとはブラジルで大人気のマンガのキャラなのだそうだ。モニカという女の子にいつも追いかけられているらしい。
12はだいどうじ氏が師事したカヴァキーニョ奏者ルシアーナ女史に捧げた曲。メロディックないい曲だ。
15はヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ第2番の第4曲。『カイピラの小さな汽車』という題名でも知られる。ヴィラ=ロボスの曲の中でも有名なもののひとつ。これに歌詞が付いたバージョンでの演奏。

ゆったりと時間が流れていくような感覚。これが心地いい。
1年の締めがこのライヴでよかったなと思う。
今年もまあまあの1年だった、そう思わせてくれるのだ。慌てず騒がずゆっくり行こうよ、そんなふうに言ってくれているような音楽なのだ。

さて、仕事も明日でおしまい。完璧に年末年始モード突入である。
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