mixiユーザー(id:3696995)

2010年12月15日22:51

121 view

ワルトシュタイン

昨年の今頃(正確に言うと14日だが)は14歳のピアニストのリサイタルについて書いていた。
話題性が高かったので期待していたのだが、ガッカリな内容だった。まあ、招待リサイタルだったので、文句を言うのも筋違いなのだが…。なんにしろデビューを急ぎすぎではないかと思ったものである。
アルゲリッチが絶賛したというのだが、本当だろうかと思う。本当だとしたら、アルゲリッチの耳も鈍ったのかと思わざるをえない。それとも何年か先を見越してのことだったのだろうか。

そのときのプログラムのメインがベートーヴェンの『ワルトシュタイン』だった。
決して弾きやすいとは言えないこの曲はさすがに荷が重すぎたのだろう。力で捻じ伏せる演奏に終始していた。明らかに選曲ミスだろう。

参考までに、そのときの日記はこちら。当時はマイミク限定だったのだが、解除してきた。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1363474768&owner_id=3696995

『ワルトシュタイン』といえば、アリス=紗良・オットの新譜はこの曲がメインだ。
来年のリサイタルのメイン・プログラムにもなっている。
とりあえず一聴した感じでは、とても堂々とした演奏だと思う。妙にロマンティックに走らず、しなやかに奏でているという印象だ。決して美しいメロディーのある曲ではないのだが、あらゆるところに歌を感じる。力に任せたところは一瞬たりとも存在しない。ハッと驚くような演奏ではないかもしれないが、すんなり心に入ってくるようである。難しい曲をさりげなく弾いているといった印象。
この人はモーツァルトも上手く弾くのではないか、そんな気がした。
あたりまえなのだが、ショパンのワルツでのいい意味でのセンチメンタルなアプローチとは明らかに異なる。

しかし、ジャケットを見ると顔つきが変わってきたなというふうに思う。なんか野性的な感じがするぞ。

そういえばレディがアリス=紗良を好きだったんだっけ。彼女の弾いたショパンのワルツをよく聴いていたらしい。「ありすさらチャンって綺麗ですよね〜」と憧れの眼差しで言っていたな〜。

ま、それはともかく、リサイタルが楽しみになってきた。
2 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2010年12月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031