今夜はBunkamuraで開催中の「ブリューゲル版画展」を観てきた。
金曜の夜は空いていてゆっくり観ることができる。最近Bunkamuraに行くときはたいてい金曜の夜だ。
しかし、今日は混んでいた。。。
ピーテル・ブリューゲル、言わずと知れた16世紀フランドルの大家である。
風俗画・農民画で知られるが、初期にはヒエロニムス・ボスの影響を受けたような寓話的な作品を描いていた。油彩に専念するのは夭折の生涯の最後の10年ほどで、それ以前は主に版画の下絵を描いていた。
よって、かなりの数の版画が残されていて、こういう企画も可能になったというわけである。
細密画のような細かさに呆れてしまうほどだ。
ほかの作家の版画も展示されていたが、やはり違うものだと思わされた。それはそれで見るべきものなのだが、細かさが違う。それゆえに、作品の持つオーラが違うように思える。
さすがブリューゲルと言うべきか。
ボスの流れを汲む奇妙な作品が最高だ。
奇矯な生き物がいっぱい。それが楽しい。500年も前にこういう絵を描いていた人がいるということが爽快だ。
写真左はその奇矯な生き物を集めた特製ポストカード。
写真中央は『聖アントニウスの誘惑』。
もちろん、風景画や民俗画に類するものも素晴らしい。
油彩の名作『バベルの塔』による版画もあった。
さらに、帆船を描いたものも多く、一際印象に残る。
しかし、混んでいた。
最初の二部屋ですでに1時間超え。消耗してしまって最後は駆け足になってしまった。
それでも十分に楽しめた。
写真右は奇妙な生き物のフィギュア。ショップにガチャガチャが置いてあって、それでゲットしたもの。運よくたぬ〜のお気に入りだった。
会期は8/29(日)まで。オススメである。
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