747年の今日(新暦では11月6日)、東大寺の盧舎那仏の鋳造が開始されたとの記録が残ります。そして5年後の752年に開眼供養が行われます。
今日のカットは、その東大寺さんの盧舎那仏坐像です。
仏像切り絵を始めてしばらくの間は「難しい」「自分には無理」と「螺髪」のある仏像から逃げていました。
でも、やはり大仏さんは気になります。
2年ほど経過した或る日、少々オーバーですが意を決して、初めて「大仏パーマ」に挑戦したのがこの作品です。
それでも、できるだけ少ない螺髪しか見えないこのアングルからです。
初期の作品はシンプル化の技法はまだ習得しておらず、「どくらいの数のライトで照明したらこうなるの?」と思うほど、眩くて眼が痛い光が当たった状態の大仏さんです。
でも当時は、結構自分では気に入ったのと同時に、「螺髪からの逃避」癖はなくなり、積極的に螺髪のある像に取り組めるようになりました。
◆昨日の似顔絵は、大竹しのぶさんでした。
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