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2020年07月12日15:13

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「ドレス・コード?ーー着る人たちのゲーム」展 @東京オペラシティアートギャラリー

「今日着ている服、あなたはどうやって選びましたか?」と、最初の展示室のボードに書いてあって、ドキッとした。

このごろ流行の「ドレスコード」は、マスクの着用に関してだが、そもそもの服も、それぞれの人がかかわるグループ(会社だったり、趣味の仲間だったり、社会的な集まりだったり)ごとに、いろんな「ドレスコード」がある。

そういう事を、ジッサイの服をみたり、ファッションの源を考えてみたり、具体的な人々の服装の写真を見ながら、考えてみよう〜という展覧会で、とても面白かった。
フォト

あとは、思ったことなどの独り言。わたし以外の人は読まないで欲しい^_^;ゞ

中世のご婦人は、なんであんなキュークツな服を着てたかというと、そこらの
庶民とは違うことを、奉公人にも、町の人にも示す必要があった。

軍人の制服が、あんなに四角四面なのも、聖職者の服があんなにひらひらなのも、それぞれに理由がある。

ナールホドと思ってみていくと、誰がこんな服着るんだよ〜というようなファッションショーの服も、コンセプトを抽出したプロトタイプがあって(ものすごーく高価)、大量生産の服につづいていく、ピラミッドのようなものと理解できる。

面白かったのは、写真での展示。同じような服を着てる人を、町でランダムに撮ってグループごとに展示してある。アーミーファッションの人は、なぜか顔も似ているし、ロリータファッションの女の子も、同じく。

みんな、着てるもので、私をグルーピングしているのだな〜。この写真の展示の後に、更に過激なファッションの展示があって、これが泣けた。

ファンキーな農家のファッション、巣鴨で歌うインディーズ系の演歌歌手ファッション、かつてのジュリアナファッション、リアルラブドールの世界(ニンゲンに似せて作ると死体になってしまうらしい、へ〜)、お水のおばさんスーツ、更に蛇の服をきるために、体中に、蛇を入れ墨する女性・・・。

ただし、日本は、みんなと同化したがる傾向が強すぎる。そうならない人は「空気が読めない」ことになって煙たがれる。(だから、マスクの監視警察で、いいトコもあるが〜)。

もっと、自由にいろんな色のセーターやコートを着ればいいのにな〜と、いつも海外旅行の帰りに思う。が、そういう自分は、紺色のコートを着てるのであった〜^_^;ゞ

(左から、ジュリアナ、インディーズの演歌歌手、リアルラブドール)
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