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2019年10月17日23:20

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神宮スズメの独り言2019秋〜43〜1年生の意地

11時近くになると観客がどんどん増えてくる。第2試合の中央ファンだ。その頃、國學院は負けていた。2位につける國學院の敗退は中央をより優位にする。

國學院は東洋の先発投手1年生の河北君に初回三者三振に打ち取られた。2回も先頭打者が四球で出塁しながらも2者連続三振。しかし川村君の打球はセンターを越えた。2回2死まで5奪三振。だが初安打で1点を奪った。

河北君は浦和学院で背番号1をつけていた。昨年夏の甲子園での話だ。しかし実質上のエースは背番号11の渡邉勇太朗君だった。因縁試合の仙台育英にも勝って優勝した大阪桐蔭に敗れた。渡邉君は西武に入団した。河北君は東洋に進学した。

1年生から春から登板している。11番に負けるわけにはいかないとばかりに背番号1だった投手は東洋のエースとなるべく・・・

河北君は7回まで投げて打たれた安打はこの1本だけだった。そして東洋は5回に木村君の2点タイムリーとワイルドピッチで3点を挙げて逆転していた。

優勝の可能性を残す國學院を相手に投げる1年生は100回大会の甲子園でボクが見た投手だ。しかし8回、東洋は河北君に代えて松澤君を送ると1死から3連打のあとエラーで同点とされた。

息を盛り返した國學院。しかし、國學院も継投した諸見里君が踏ん張り切れなかった。先頭打者を出したのは昨日と同じ。だが送りバントと三振で2死まで持っていったものの、その後5連打で5失点。ここで勝負は決した。

大喜びしたのは東洋応援団だけではない。むしろそれより多い中央応援団だ。中央にとってこれで今日の優勝の可能性が出てきたからだ。

その中央に唯一黒星をつけ3回戦で1−0で惜しくも敗れて勝ち点を奪われた國學院は痛い敗戦となった。



2019年10月17日 東都大学野球秋季リーグ戦 第6週2回戦(於 明治神宮野球場)
國學院
010 000 020 = 3
000 030 05x = 8
東洋

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