毎年この時期に来ているのか? お水取りの展示会は3回目。再現された二月堂を見るのは2回目。写真も、墨絵で描かれた行事の様子も見慣れたモノとなった。なのに、この場所に来るまでこの時期「お水取り」だということすっかり忘れていた。これは後で二月堂に寄ってみよう。
そして「薬師寺の名画」。4年以上かかって薬師寺の旧塔頭福寿院に伝わる障壁画の修理が完成。旧福寿院障壁画33面を一堂にお披露目した展覧会。長沢芦雪の襖絵28面と杉戸絵1面。明誉古磵の襖絵4面。襖の表裏に描かれていた絵が別々の襖に仕立て直され、同時に見ることが出来るようになった。あと堯儼の「板絵神像」。
入場するとすぐ芦雪の板戸に描かれた「松に鶴図」。そして小っちゃな雀が可愛い「竹雀図」。さらに「虎渓三笑図」、「岩波群鶏」、「山水図」、「松虎図」、「仙人図」、「松鶴図」・・・。全部実物を見るのは初めて。芦雪ラブ
、やっぱりいいわ
。
堯儼の「板絵神像」、女神がキレイで・・・好み。再現された鮮やかな絵もあった。
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