ダビンチは、看板スターなんだな〜と思いました。平日の3時過ぎだというのに、かなりの人。しかも、絵がこまかいので、顔が、覗き込むようになる。ちょっと動くと隣の人と接触してしまうありさま。
ダビンチは、ミケランジェロより23才年上ですが、二人の接触はなかったようです。それでも「芸術は、絵か、彫刻か」という議論をしかけている所を見ると、目の上のたんこぶだったのかな〜と思いました。
本展は
「素描展」なんですよね、「素描」って何だと家人に聞いたら「デッサン」と答えが返ってきたけど、そのデッサンはスケッチと違うんだろうか?調べてみると、デッサンはフランス語(スケッチは英語)という違いでななく、もう少し上の「カタチを含めて、本質を写し取る」というような意味があるようです。また、「絵画、彫刻の下絵」という意味もあるようです。
「素描展」なので、単色のものが多くジミ(色つきの、絵画も数点あるが〜)。展示されているほとんどが、ホンモノを高度に複写したもの〜なので、ルーペで見ると、ぼけぼけだったりする。
もうひとつモノ足りないのが、ダビンチ80%にミケランジェロ20%。これは、「素描は人に見せるものではない」とミケランジェロは考えて、燃やしてしまったから。それに対してダビンチは、素描を有料で見せるほど作品意識が強かった事によるんですけどね〜。
展示してあるミケランジェロの彫刻も、彫ってる最中に顔の部分の石に割れ目が入ってしまい、制作を中止した。それを、後世の彫刻家が仕上げたもの。で、部分的にはミケランジェロのものだが、明らかに劣っていると思う(見れば分かりますよ〜)。
というような事で、企画が、可成りゴーインかな〜と^_^;ゞ。まあ、いいんですけど、でも1700円だから、ちょっと言いたくなりました。帰り
ロブションのバタール買いました。300円だけど、すごくうまいです。切ってくれます。(この日は、久しぶりに
東十条「野豚」でもつ焼きでした。超B級居酒屋
「みとめ」が閉店してました。お疲れさまでした〜)。
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