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2015年03月11日09:45

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人生意気に感ず「4年前のあの大災害。ゆうじ君に歴史を語る。中国の環境汚染」

◇4年前の3月11日の出来事は私の脳裏に生涯にわたり刻まれることになった。私は午後2時過ぎ小坂子町公民館でただならぬ轟音を聞いた。不気味な音は灰色の空の下で天地を揺するように長く続いた。前日、この公民館で県議選の事務所開きが行われた。数年前に出来た公民館は我が陣営の砦。怪音を伴った激震は砦を襲い戦いの行く手に言い知れぬ不安を抱かせた。
◇パニックに陥った私たちに次々と事実が伝わってきた。M9.0の最大級の巨大地震。続いて襲った津波はあらゆるものを呑みこんで内陸に押し寄せる。信じ難い光景を前に、私は文明も科学も大自然の前ではいかに非力であるかを知った。あれから4年、大災害の爪痕は原発事故の未終息と共に今でも生々しい。私たちは何を学んだのか。
◇4年前、選挙と共に始まった大地震を今回、新たな選挙事務所で振り返る。3月11日、新たな砦は国道17号沿いに立つ。30歳の砦の主は選挙の激震を乗り切ろうとしている。
◇私は萩原ゆうじ君と同道しながら時々歴史を語る。幕末の安政年間(1854〜1859)は政治社会の面でも自然界でも大変なことが起きた。黒船の来航、巨大地震、安政の大獄など。吉田松陰が30歳で処刑されたのは安政6年(1859)である。
 政治の混乱と大地震は古来よく重なった。そして、昔の人は地震を天罰と考えた。安政年間、幕末の失政を天が咎めるように大地震が起きた。安政元年(1854)、12月23日と24日、安政東海地震と安政南海地震という巨大地震が続いた。
 これはペリーの黒船が和親条約を結んで去った後のことであった。今日の状況と似ているではないか。4年前の巨大地震を天罰だと言った人がある。「天罰」は続くのか。次の大地震が近づいている。
◇中国の環境汚染は凄まじい。国民の苦痛も限界に近づいているのではないか。PM2・5の汚染実態などを告発した自主制作のドキュメンタリー作品がネット上で数億回再生され、汚染を放置した地方政府への抗議デモが起きるなど国民の不満が急増しつつある。中国の人々にとって将来、原発が重大な環境問題として立ち現れることだろう。
◇産経新聞の連載小説が初めたばかりなのに時々休みとなる。読者から電話がくる。大きな記事のため紙面のスペースが不足するからである。私の筆の遅れが原因ではない。(読者に感謝)

☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。
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