週記456　Life Shift　re-creationについて

　少し前にTopicの中で紹介しましたが、Light Shiftという本を最近読んでいます。

この本では過去から現代への人間の人生の歩み方の変遷とこれからの100-year-lifeの時代をどう生きるかについて、大変示唆に富んだ考えを紹介してくれています。

とてもおもしろいトピックがたくさんあるのでこの1回の週記では全ては紹介できませんが、この中で私的にHotだったRe-Creationについて取り上げたいと思います。

　Re-Creationとは直訳すれば再創造ですが、もうちょっと意訳して私好みの言葉にすれば”再新再生”を意味します。(7つの習慣をもじって）

本書の中でのRe-Creationは複数のステージを長期間に渡って生きる現代の人間が無形の資産（スキルや人脈等、金銭以外の資産）を増やす活動のことであり、主には余暇（休日）を使う活動になります。

高いスキルを必要とされる職業は知識やスキルが陳腐化しないようにRe-Creationを継続的にしていく必要があります。

　しかし、ステージを移行しながら生きるためには日曜大工的なRe-Creationだけでは不十分で、”移行期間”のようなまとまった時間を設けることが必要だとも本書では私的されています。

私が面白いと思ったのはまさにこの点です。（以下本文抜粋）

”高スキルの職種に就き続けたければスキルとテクノロジーへの投資を継続しなければならない。多くの職種が急速に時代遅れになる時代に対処するためだ。細切れの時間に知識を補充するだけでは十分でない。スキルの再習得に取り組めるように、本格的な移行期間を設ける必要がある。新しい知識に投資するためには週１日ではなく、もっと集中的に取り組む期間が不可欠なのだ”

　私がこれまで継続的に行ってきていた努力はここで言う、「細切れの時間に知識を補充する」という行為になります。

確かに、私が最近熱を上げてやっている機械学習も結局は細切れの時間でしか時間を割けておらず、もっと長期間に渡って取り組めれば・・・と思うことは少なくありません。

私の知っている一般的な日本人の生活様式の中で、この”移行期間”という概念はなく、とても新鮮なアイディアでした。

　なにか今やっている仕事の方向性と違うことをしたいと思ったとき、別のステージに踏み出そうとするとき、そこには大きなエネルギーが必要であり、同時にそれを可能にする無形の資産も必要、そう言われればもちろんわかりますが、私の持っていた常識では転職はイレギュラーなことです。

だから無形の資産を通常とは異なる時間をかけて築かなければならない、というアイディアが欠如していたのだと気が付きました。

　継続的に物事に取り組むことは私の長所の一つですが、それを更にジャンプアップさせてより密度の高い短期の取り組みも重要だと思った今日このごろ。

以上

【最近のGratitude】
・Meet and Talk
Talking is very important, especially actually meet and talk. In this OBON, I came back to Tokyo for 1 week. During OBON, I met and talked many people.
Nowadays we have a lot of communicating tools such as SNS, call, chat and so on. Especially Line which one of SNS is easy way to communicate others. But I think that kind of text base communication don’t have enough information.
This week, I met persons who had talked only skype until now. I knew them a lot after met and talked. So I feel meet and talk are good communication.

【最近のCount Down】
After 342 days, the time will come.