ほぼ散ってしまいましたが、今年も藤が美しい花を見せてくれました。
風に揺れ、蜜蜂が回りを飛び交う風景は、初夏そのものです。
綺麗なのですが、切り絵に起こすには勇気が要ります。
最近は徹底してシンプルなデザインを目指しています。
その癖と言うか、短時間に切り上げる「味」をしめてか、沢山の小さなパターンをせっせと切り上げる根気が、無くなったというのはオーバーですが、かなり億劫に思えるようになってしまっています。
でも、この綺麗な花を作品にしたいとの欲望は湧いて来ます。
なので、今日のカットは、「何輪で藤の花と認識されるか」の試みです。
まさか、数輪ではたとえ背景を藤色にして誘導しても、認識させるのは不可能です。
では、何輪ぐらいで、認識されるかの試みです。
とりあえず、30輪ほどをデザインしてみました。
なんとか「藤」を連想頂けるでしょうか。
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