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2018年03月26日12:39

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椿

フォト

日本人と椿の関係は五千年以上前にさかのぼると言われています。縄文時代の斧や櫛が椿の木で作られているものが、多く出土しています。
実からとれる椿油は有名ですが、昔はつややかな葉も賞美しました。
語源も光沢のあると言う意味の「つば」からと言う説や「艶葉木」「光葉木」など、葉による説がほとんどです。
十六世紀にはヨーロッパにも伝わり、「日本の薔薇」と呼ばれました。
椿は国字で、中国にある同じ漢字の木とは違います。
思いがけない出来事を「珍事」と言いますが、実は「椿事(ちんじ)」と書いて同じ意味につかいます。
これは中国の椿(チャンチン)がとても珍しい霊木だったことから言われたようで、やはり日本の椿とは違うと言う理由だそうです。
日本の椿は中国の椿(チャンチン)と違い、とても身近で親しみやすい花木ですね。
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