最近はコーチングの本を読んでいますが頭の整理を兼ねて、デレゲーション（人に任せること）について考えをまとめていきたいと思います。
まとめると言ってもここでMECEに細分化して説明したいのではなく、デレゲーションについてのKeyと個人的に考えている考え方について述べていきたいと思います。
さて、デレゲーションという言葉に最初に触れたのはコヴィー氏の”7つの習慣”でした。
振り返ってみると、当初読んだときは、そこで説明されている言葉とエピソード以上の理解はできていませんでしたが、その後色々経験し、またコーチングの本を読む中でデレゲーションという考え方が私の中で実像を結んで来ました。
デレゲーションとは単なる仕事の使いっぱしりではありません。
相手に任せ、主体性を発揮してそれを実行してもらうことです。
任せること、というのは非常に大切で、任せた相手は主体性を発揮すべき状況になります。
適切に指導すれば、また精神的な空気（心理的安全性とも）を与えれば、相手の成長に繋がります。
一方、マイクロマネジメントして、相手を手足のごとく操っていたらそれは使いっぱしりのデレゲーションにしかなりません。
デレゲーションされる相手からすると、突然降ってきた案件の正体（目的、意義、自分の責任・権限など）が曖昧な状態ほど主体性を発揮しにくい状況はありません。
コーチングの観点から見ても、主体性を発揮しにくい状況に相手を置いておくのはよくありません。
つまり、コーチングが最も効果を発揮するのは、まさにデレゲーションしようとしているその時なのではないか、と私は考えました。
もちろん、”最高のコーチは、教えない”の中で述べられているように、コーチは相手のことを日常的に理解する努力は別途必要ですが、効果性を出す、という意味で言うなら、一番躓きやすい主体性が発揮される前の状態を動機づけし、着火することが良いのではないか、と思うわけです。
着火という点でいうと、同じく”最高のコーチは、教えない”の中で述べられていた「責任は俺が持つ、好きにやれ」というような精神的な空気の与え方はメンタル面で意味のあるやり方なのだと思います。
任せるからには、任せることの結果に対する責めは受ける覚悟を持っている、というわけです。
覚悟のある言葉というのはどこか確信に満ちていて、私は好きです。
また、そういう言葉が相手を動かすのだとも思います。
そういうことができる指導者になっていきたいと思う今日このごろ。
以上
【最近のEnglish】
・2nd Roll play
Last week’s roll play was amazingly hard. The situation is as follows:
- My colleague who delegated my task was terribly bad man.
- His mission is making the promotional video due to end of this month.
- The project started at 1st day of this month, now 10th.
- When I asked his progress, he said “1st day, my camera was broken and need more 1 month repair. In addition, the candidate location’s weather has been bad. The bad weather will continue next 3 weeks. So I think I can’t meet our deadline.”
Oh, Amazing! Why don’t you tell me those critical accident in advance?! What do you do these 10 days after break your camera? Why you chose bad location? In this roll play, I need to check and negative feedback to him.
This was a very real roll play! I will continue it.
【最近のGratitude】
・Fire works at summer
Last weekend, I noticed a sound of something like thunder from outside. I opened the window and watched a beautiful fire works in the sky.
ログインしてコメントを確認・投稿する