イカの塩辛
マレーシアのランカイ島、自家製イカの塩辛を作っています。
福岡では、頻繁に自家製イカの塩辛を作っていました。
南国暮しを始めて直ぐに、カンボジアのシアヌークヴイルで 1〜2回 イカの塩辛を作りましたが、美味しく有りませんでした。
やはり、イカの鮮度の問題だと思います。
その点、ランカウイ島のイカは、鮮度が良く安いです。
イカの目は、黒々としています。
それは、船上や店頭で氷を使っているからです。
残念なのは、バリ島ロビナビーチのイカです。
船上や店頭で氷を使っていないので、鮮度が落ちています。
バリ島ロビナビーチの人々が鮮度に拘りが無いのは、とても残念です。
久しぶりに自家製イカの塩辛作るのでネットのレシピを見ていると、寄生虫アニサキス対策として冷凍してから作成した方が良いとの情報。
『 あゃ〜 !!! アニサキス !!! 』
生きたアニサキスを食べてしまうと、人に寄生しようと、胃内壁に噛み付き頭を内壁に押し込みます。
すると、七転八倒の激痛に襲われるそうです。
その激痛の緩和には胃カメラ先端のピンセットで、アニサキスを一匹ずつ取り除くのだそうです。
怖いです。
ランカウイ島では、救急車を呼べないし、胃カメラ先端のピンセットでアニサキスを除去出来る医者が居るかも分かりません。
そこで残念ながら、冷凍したイカを使う事にしました。
一回目は、冷凍庫に残っていた小振りのイカ二匹で作成。
岩塩・チリソース・黒胡椒・バジル・ExVオリーブオイル・二倍に薄めたジンで、味付け。
結果、抜群の美味しさでした。
イカの塩辛は、熟成する三日目以降が美味しいと言いますが、24時間以内に完食です。
二回目を作る前に考えました。
『 何で、イカの身とワタ(内臓)を分けて捌くのだろう? 』
『 最後には、またグチャグチヤ、ヌルヌルと混ぜるのになぁ〜? 』
『 うん? それは身を短冊切りする為か? 』
『 だったら、リング状の身で良ければ、身とワタ(内臓)を分ける必要は無いな !!! 』
という結論に達し、冷凍したイカをそのまま輪切りにする事にしました。
二回目、もっと多くの量を作ろうと買って来たのが写真のイカです。
冷凍したイカを水に浸けて、半解凍にした状態です。
ランカウイ島で初めて見る大きさで、普段のイカの3〜4倍の大きさです。
小さ目から輪切りにし、一番大型を半分ほど輪切りにすると、リングが大き過ぎます。
で、リングを半分に切断。
それからは、ワタ(内臓)を取り出し、身を開いて短冊切りにしました。
つまり、小型・中型は輪切りで無問題ですが、大型はやはり短冊切りが良いという事です。
チリ(鷹の爪)4本・黒胡椒・バジル・ExVオリーブオイル・薄めていないジンで味付け。
二回目は、岩塩とチリソースを止めました。
なるだけ塩分を控えたいからです。
チリソースには、防腐剤・保存剤などの添加物が入っているので、なるだけ使わない様に成りました。
12時間後、試食してみると、パンチが足りません。
チリ(鷹の爪)を2本追加し、黒胡椒・バジル・ExVオリーブオイルも追加しました。
24時間後、チリと黒胡椒が効いて、美味しく成りました。
ただ、やはり、塩分は欲しい感じですが、我慢です。
熟成が進んだ3日目、塩を全く入れていませんが、チリ(鷹の爪)と黒胡椒が効いてパンチの有る塩辛に仕上がりました。
とても美味しいです。
自家製無塩イカの塩辛、血圧が上がらないので、沢山食べられますよぉ〜
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