昨日のウオーキングの際、咲きだしたコスモスの花びらの上で何か動くものが。近付くとテントウムシです。
農作物の害虫のアブラムシ、カイガラムシ、ハダニなどを捕食してくれますので、生きた農薬とも言われます。
日本には約200種ほど生息しているようですが、中には植物を食い荒らす輩(害虫)もいるようです。
捕まえて小枝に停まらせると、上へ上へと昇っていきます。頂点に行き着き、どうするんだろ?と見ていると、さっさと飛び去ります。
徹底した上昇思考らしく、目標(登り詰める場所)がないと、さっさと見切りをつけて新天地を求めて飛び立つようです。
登り詰める寸前に小枝を180度回転させると、Uターンしてまた昇り出します。
何度繰り返しても同じで、こちらが根負けしてしまうほどひたすら登り続けます。
実は、高い方ではなく、光の方向に進む習性からの行動のようです。
ダンボールなどで真っ黒の環境にして、ランプで下方から照らすと、どんどん下って行きます。ランプを上に移動すると今度は上昇します。上昇思考ではなく、本能・習性のなせる業です。
テントウムシの名前の由来は「おてんとうさまに向かう虫」から来ていることを知り、納得です。
子供の頃、この由来を知らず、テンが十個あるのもいるから「テントウムシかな?」と思っていた時期があります。
今日のカットは、コスモスの花の上を動き回るテントウムシです。
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