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2016年01月29日13:10

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久しぶりに洗車した



2016年 1月 28日 (木) 

一昨日高速で砂粒か何かが当たって星が出来たフロントグラスをそのままに持っていったら、これだったら2時間弱で直ります、明日9時ごろ持ってきてくれたら12時までに直ってるでしょうと言うので翌朝つまり昨日眠い目を雨の降る中、ポンチョの入ったデイパックを助手席に投げ入れ、車を預けたあとは久しぶりに雨の中を家まで歩いて帰ろうと車を走らせてガレージについてカウンターに来たら昨日と別の男が予定表をあちこち探していてからありませんね、という。 そんなことないだろう、もう10年以上お宅の客でそのコンピューターには必要以上の情報が入っているはずだ、昨日ここで今日の9時ごろに、、、という話を繰り返したら、あ、明日の予定に入ってます、という。

一昨日カウンターの男と話していた時には何か落ち着きがなく注意が散漫な感じがしたのを思い出し、確かに今日だ、明日ならこっちはだめだから他の日にしていたはずだ、それはない、と言い、あちこちのファイルを繰っていたあと、それじゃあ今ここに置いておいて明日取りにくるということでどうですかと訊くので、ちょうどいい、ついでにじゃあ車検もやってくれれば文句はないというのでそこにそのまま置いて雨の中を家に歩き始めた。 

けれどいつもここに来るときに自転車や徒歩などで最短距離の1・5kmを帰るのは面白くないし頭の中の地図を基にまだ歩いたことのない通りをぼちぼち辿って途中のスーパーで食材をデイパックに放り込めばそれでちょっとはトレーニングの重しになるだろうと昔ローマ人が駐屯していた遺跡公園を回り込むルートを考えた。 ポンチョを被ったのはいいけれど中途半端な降り方でスーパーに入るときには余り濡れてはいないのでそのまま妙な格好で入ろうかどこかに掛けておこうかと迷ったほどだったのだがあの怪しいおっさんポンチョの中に何か入れて、、、と疑われるのも嫌だからポンチョを脱いでカートが並んでいるところに広げて置いた。

10時前のスーパーには客は自分を含めて老人が2人とバギーにフガフガ言っている幼児を乗せて押している若い母親だけだった。 ドイツ系の古いスーパーで規模も大きくないし品質と値段をくらべたらどうか、というような中規模のスーパーだから要るものだけ買った。 1・5kgのみかんの袋に1・5kgのジャガイモ、350gの挽肉に牛乳1l=1kgだから大したことはない。 けれど肩の負担を少なくするのに腰周りのデイパックのベルトを締める。 それで重量は感じない。 去年の春に毎日13kg担いで山や野原を17ー20km歩いていたのだからこの2・5kmは何ともない。 

うちから300mほどしか離れていないこのまえ夕焼けを撮った橋のところまで来ると消防車が何台も停まっていてフロッグマンが運河に入るところだった。 時間があるのでそちらの方に行ってロープを付けた男が潜り泡の行方を追ってしばらく眺めているとそうだ、甥の一人が消防署に勤めているからあのなかに、と男たちを見てもいなかった。 岸を綱をもってこちらに移動してきた男に何か事件か探し物かい、と尋ねると皆に時間が出来たので急に演習をすることになってこんな鬱陶しい雨の中来ているのだと言った。 何メートルあるのと訊くと深いところで5mと言った。 何年も前の夜、家の前の緑地を横切って運河を見に行ったことがある。 突然パトカー、消防車、救急車が騒々しく何台も集まってきて何事かと隣近所がそろって運河の傍に来ると暗い水の中に二本光が走っていた。 車が飛び込んでいたのだ。 やっぱりそのときこのように命綱というかサインを送るロープが水の中に入り下から泡が出ていた。 誰かが中年の男が乗っていたらしいけれど自力で岸にたどり着き救急車の中だと言っていた。 そのうちフロッグマンが車の屋根に上がったら胸から上が水の上に出た。 そんな浅いのかと思ったけれどそれでも3mぐらいはあるのではないか。それが岸から2mかそれぐらいのところだったから運河の中心辺りが5mというのも納得できる。 

帰宅して軽い朝食を摂り少ない睡眠時間を補うのに寝床でうとうとしているとガレージから電話で出来ました、いつでもどうぞ、というので変だなまだ3時間もたっていないのに車検も済んだのかと尋ねると、車検?と言う。 申し送りの書類には書かれているけど車検証はないですね、抜けてます。 明日でもいいですか、と宣う。 こちらには異存がないのでそのまま午後4時ごろまで眠った。 

今朝早く寝床に潜りこんで4時間しか経っていない9時ごろ、枕元の電話が鳴ってガレージから、車が出来たからいつでもどうぞというのでそのまま12時ごろまで寝ていた。 起き出して麗らかな天気になっていたからウォーキングシューズを履いていつもの1・5kmを歩いた。 カウンターのところにくると初めの鬱陶しい男がいた。 書類を繰る手際が悪い。 ぼそぼそと金額をいうので予想していたより安いのでまた間違いだと問い直したらガラス修理と車検だけだった。 車検をやって他に部品の補修・交換をしなかったことがなく10万をこすことが何回かあったので驚いた。 カードで支払いをしたあと新しい車検証と領収書をもらい明細書を待っても待っても出てこない。 たまりかねて何時までかかるの、と訊いてもうやむやで必死でキーボードをカタカタやっている。 それにたまりかねてマネージャーらしいスーツの男が支払いは済んでいるのだから郵便で送ります、と言ってことは済んだ。 それがなければあの男はいつまでもこちらを待たせているのに違いない。 幾ら暇だと言ってもショールームの新車にも見飽きている。

思いのほか安かったから出てくるときに家人から、車汚いからカーウォッシュに行ってきてと言われていたのを思い出し、何万もガレージに取られていたら無視するのだから偶に洗ってもいいかと近くのガソリンスタンドの向かい側にある自動洗浄機で洗った。 だいぶ向うに行けば新しい方式のいいカーウォッシュがあるのだが面倒なので奮発して一番高い12ユーロのプログラムを選んだ。 水洗い・シャンプー・車の底洗浄・乾燥・ワックスかけ・ワックス磨きのコースだ。 初めの水洗いだけのコースは6ユーロ、それだけなら雨の中に晒しておけばいいとおもったのだけどそれにこの機械は随分古い。 ここに来たのは2回目でこの前はもう10年ほど前になる。 その時にもこれは最新式ではなかったから今これでちゃんと綺麗になるのかと思ったものの元々洗車するつもりは全くないのだからこれでもよかった。 

誰とも約束がなく家にいるのなら風呂、歯磨き、服には頓着しない。 面倒なのだ。 車も同じ。 たまに子供たちが見かねて掃除したり昔は家の前で洗車して駄賃をせがまれていた。 洗い上がり家に着いて駐車したあと眺めてもそれほど綺麗になっているとは思えなかった。 昔に比べると車の塗装技術は進んでいてそんなに汚れるということはない。 だから時々小さな嵐がくればいいと思う。
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