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日記一覧

 今日の寄席の帰り道、広小路の交差点で信号待ちをしていたら、同じく鈴本帰りらしき熟年男女が「初めて聞いたけど馬石っていいね」「そうねさわやかで・・・」。そうなんです。馬石はさわやかに「芝浜」を演じて見せた。それは多分に現代的で、いまの気分に似

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 さほどの入りでもなかった。平日とはいえ週末だしもっと並ぶかと思ったが、開場早々は空席も目立ち、中入り後はさすがにほぼ満席になったものの、前の方には空席もあり立ち見も出ない。女性客も普段の喬太郎が出る落語会より少なくて、全体的にちょうど良い

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 ここ数日で季節が冬にシフト。天気もはっきりしないし風も冷たい。こういう季節の変わり目には季節に合わせた冬らしい噺が聞きたくなるが、そのへんのニーズにはしっかり応えてくれるミックス寄席仕切りの一之輔、夢吉二人会である。●前座 吉好「動物園」

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 先日受けた健康診断で胃に異常が見つかり精密検査へ。自覚症状はさっぱりなかったが、初期の癌というのは自覚症状がないものなんだとか聞かされガクブル。午後から仕事に出るつもりだったが、結局一日休みにしてもらった。バリウムを大量に飲んで検査技師に言

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 最近土日の休みが取れず、ぽかっと空いた平日に落語へ。家族からは「寄席にばかり行く」と文句を言われるので、休みなのにスーツを着て「仕事で遅くなる」とウソついてしまった。ウソついてまで見に行くほどのものか、落語? 会社を辞めたのに「行ってきま

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 10月10日は昔の体育の日。晴れの特異日である。今日も秋晴れの下、なぜか池袋駅前のビル地下に集う人々。11時過ぎに到着したら列が20人くらい。開場までに60人くらい並んだか。三題噺の最終日。白鳥と喬太郎、彦いちが揃うということで入りはほぼ満員だが、

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 昨年もやって連日立ち見が出た白鳥の三題噺。今年は喬太郎と彦いちとの交替主任になったが、きょう初日は白鳥の主任。 白鳥のHPにも「混むからお早めに」とあったのに、11時半に着いたらまだ7人くらいしか並んでない。開場しても半分強くらいの客の入り。

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 上席夜の部、昨年に引き続き今年も主任は遊雀。今日は遊馬も代演で出ると云うし、夜の部初めから見たかったのだが、まずはリニューアル直後の東京芸術劇場へカナダの劇団によるパフォーマンス「ひつじ」を見に行く。 地下鉄につながる劇場地下広場に仮設の

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 定期的にやっている遊雀の独演会。いつもネタ出しで古典をやっている会だが、今回は「冗談音楽×落語」ということで、趣向を変えている。 ギリギリ直前でチケットを購入したのに良い席が取れたので予想はしていたが、お盆休みが祟ったのか国立の客席の半分

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 この落語会を主催する道楽亭とか、神保町のらくごカフェとか、落語ライブハウスみたいなスペースがあるのは知っているのだが、こういうスペースは演者と近い分終演が遅かったり、打ち上げがついてきたりで、如何せん終電が気になるシャイな相模の田舎者には

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 5人昇進の芸協真打、今日は鯉橋の披露興行。 都内の寄席、主立った場所での興行はラストになるのか。客席は50人弱くらいの入りで、若者がほとんどいない中高年オンリー。今日のメンバーはまるで鯉昇一門会で、もう少し顔付け工夫できなかったのかい! と

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 今日は白鳥の18禁落語会「ピンクの白鳥」。 5時過ぎに着いたら演芸場前長蛇の列でびっくりした。満席の上、立ち見もびっしりの盛会。男性客、なぜかスキンヘッドの中高年が多い。●多ぼう 今日はエロネタ限定の落語会。多ぼう嬢、落語はせずに内弟子とし

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 珍しい6月の台風関東上陸。この日の深夜から未明がピークと云うことで取るものも取りあえず昼席へ。 この昼席はさん喬主任で中トリが珍しく上方からの露の新治。喬太郎や三三も出ていたが、この日は休演。物理的にこの日しか足を運べないので、休演だろう

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 この会のことは全く知らなかったのだが、直前になって知人から誘われて行くことになった。 タイトルと惹句がすごすぎる。「70年代に落語界に新風を巻き起こした落語四天王。そのDNAが40年の時を経て、今、覚醒する!」である。しかも当代円楽プロデュー

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 一之輔の披露もいよいよ大詰め。朝から雨だったが、前売り券買ったので行かないわけにもいかない。開場40分ほど前に着くともう7〜8人並んでいた。どの人も何日も披露目に通っている様子。自分は今日だけ。●前座 一力「子ほめ」 12時開場のはずが若干早

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 この時期にしてはまだ肌寒いが、春らしい穏やかな一日。午前中いっぱい仕事をして、午後二時過ぎから上京。掻き揚げ天丼が食べたくなって神田まつやへ行くと店内昼酒飲みのグループ客と喫煙者だらけ。煙草も昼酒も別にかまわないのだが、個人的には平日の昼

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 白鳥が末廣亭主任と聞いて、月曜日に夜の部を聞きに行く。仕事が休みの日だったので、昼の部の途中から居続け。平日だし、大して混まないだろうとタカをくくって東京大飯店でゆっくりランチをとってから入場したら、なんと一階席平土間、上下の桟敷共にほぼ

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 こちらも昨年の内にチケットを予約していたので、年明けのバタバタでうっかり忘れそうになる。主催からメールが来て思い出した。この主催さんは、いつもチケットが当日払いなのだが、それで問題は起きないんだろうか・・・。 本日は生憎の冷たい雨。一日休み

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 藤沢市のライオンズクラブが定期的に開催している落語会。毎回駅近いうなぎ屋にポスターが掲示されるが、これまでは芸協の芸人を中心に呼んでいたような。昨年の今頃もポスターを見て、おっ、今年は鶴光が来るのか、寒空はだかも出るし行ってみようかしらん

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 歌太郎が歌ぶとだったとき、自分にとっては結構”当たりの前座さん”だった。開口一番で出てくるのが歌ぶとや正太郎だったりすると、今日は前座さんの噺も安心して楽しんで聞けるな、と思えたのである。しかも結構女性受けしそうな甘い顔だちなのに落語会の

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 上席最終日は開場程なく満席。中入り前には立ち見がびっしり。ペー先生が「席亭が過去最高の入りと云ってた」と云ったのは、さすがに言い過ぎだと思うけれど相当な入場者数には違いない。出てくる演者がみな「今席は全日程立ち見が出る満員続きで・・・」と云

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 上半期芥川賞は、都知事発言を巡る若干酒を煽った勢いの受賞者コメントのせいで、話題がそっちに傾きがちだが、家人がもう片方の受賞者・円城塔を激賞するので既刊「セルフリファレンスエンジン」を読んでみる。受賞作品は難解だともっぱらの評判らしいが、

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 もうここ3年くらい正月は落語を見なくなった。客が多いし券も席も取りづらいのもさることながら、正月の落語家は疲れている気がして、どうにも見る方も乗れなくて・・・。 ということで、今日が自分にとっては今年の初席。強風吹きすさぶ冬の池袋。だがさほど

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