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つづきから歩き出すための合図みたい「まあいっか」がまだ胸にある #短歌ファミレスのドリンクバーのメロンソーダ混じりあわない色のまま、朝 #短歌風のつづきってほんとにあるのかな 走ったあとで急に疑う#短歌きみのこと宇宙のゴミにしちゃうくらいぎゅっと
こぼれないようにやさしくて話したらぬくもりだけが手に残りました #短歌剥がすとき不意に呼吸が。僕たちは内側にやわらかな肺を飼う #短歌ひとつだけ咲いたことさえ奇跡だと思えばふたついらない気がする #短歌飲み込めよ 手放したっておまえの肺は一生塩水
モリッシーはまだ生きてるらしい その喉に薔薇の棘を刺す夜更け #短歌貼られないままの付箋がふくらんでまぶたの裏で栞が揺れる #短歌不確かな記憶のほうが正確で踏切の音 規定する夜 #短歌どっちでもよかったはずの選択をあとから全部正解にする #短歌折りた
一粒万倍日と比べたら大安なんてザコ自分にやさしくしよう自然光 テレビの音を薄めゆく #川柳もちもち食感を売りにしてるメニュー沢山ある割には普段みんな餅食べないのなんで?人類最後の生き残りになったら毎日、無観客ライブする お口で割り箸を割るアイド
壊れるしかない ごめんね 大丈夫でも大好きって言って #短歌言葉の外に出ると決めた瞬間にぼくの名前が急に軽くなる #短歌理由だけどこにも置かれないままで残りのかたちがそこにある朝 #短歌ちょうどいいって言えないけどなんとなくここにいられる気がしてる
こんなにもはっきりとした生がある 死体を乗せた遊園地の午後 #短歌遅れてくる意味に名前を与えつつわたしはすでに触れてしまった #短歌ほどけないやさしさなんてあるならば それはもう呪いに近い #短歌湯気のないココアを混ぜるぼくたちの骨格だけがいま喋っ
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水無月のきみのポケットぬれていてチケットの端がやわらかくなる #短歌書けなくてよかったこともあるようなやさしいままで花はひらくよ #短歌両手にはまだ早いけど抱き寄せる名前の前のやさしい気配 短歌濡れた鍵ひとつで夜をひらくたび 行き先だけがまだ決ま
「モネ」という記号外して一応は泥水の深度を測ってみる #短歌LOVEきらきらの地獄の中で一生きみと爆発してたい 大好き光降る雨のしずくをわけあって夢の中までゆっくりかえる #短歌ウインナー 焼き加減 わからない検索 その爆ぜる音を祈りに変えて #短歌再生
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連なった光の先にあるものをまだ呼べぬまま視線だけ行く #短歌ポケットに入らない夜っていいよね ケーキ半分たぶん正解 #短歌持っていることの静かな確かさと間違いでない朝を抱きしめ #短歌バーコードみたいに揃う相槌が読み取られてく夜の手もとで #短歌た
決めないことだけ選んで揺れている 現実はまだ足元にある #短歌言わなかったことばの形なぞりつつ机の上に夜を並べる #短歌ちゃんと結べばよかった気もするけどこのままでもいい気がしてる #短歌必殺技みたいに言う それがいちばん弱いことばだと知ってる #短
暗いまま差し出すことを許されてそれでも朝は拒まずにいる #短歌誰もいない席がいちばんやさしい こんな沈黙ずっと続けば #短歌崩れた花のにおいを引きずって靴底だけが現実にいる #短歌すこしだけ距離を置くこと覚えた日 世界の音がまっすぐになる #短歌ぎゅ
あったかいねって言うためだけに置くパン 未来ちょっといい匂いする #短歌ねえ此れって愛の対義語になりたいって言ってる時点でもう違くない? #短歌変わったと気づくことさえ遅れててそれでも空気だけは正しかった #短歌同じ色していたはずのぬくもりが気づ
ほんとうはなかったのかもしれないね 光をなぞる指だけがある #短歌代わりって便利な言葉だと思ってた でもきみだけが余ってしまう #短歌選択の外にこぼれた影を踏み歩いたほうへ意味を与える #短歌ころんって夜が転がるそのたびにおやつみたいに増える寂しさ
まだ来ない春を待つ手のひらの上 やさしく揺れるひとつの甘え #短歌なんも書いてないのに持ってきちゃったね でもそれでいい気もしてる #短歌まあいいかってほんと難しいよね 曇ってずるいくらい軽いしさ #短歌世界には終わりがあると知ったあと それでも甘い
つづくとはやさしさに似た遠さなり 湯気のひかりにひとり溶けてく #短歌これってほんとに消えないのかなって 線にしてから少し不安だ #短歌結びなおす理由をまだ持てないのはやさしい夜に背を押されてる #短歌なんでかなちょっとだけ残しちゃったのは朝が来た
採り終えてしまえば軽くなる指でまだ触れている春の重さを #短歌言いすぎたくらいがちょうどいい朝で春の言葉がまだ残ってる #短歌衣類とは体温のための容器なり 袖の闇より朝がこぼれる #短歌もう一度眠る理由を探すより許されてる事実を抱く #短歌これ以上
正解はどこにもなくてただ白い湯気の向こうで君がやさしい #短歌消えたあと静けさだけが残されて皿の白さに夜をひろげる #短歌こんなにもうすい春なら壊れそう だからゆっくりひらいてみせる #短歌花の香をほどく指先ひそやかに午後の奥まで春がしみこむ #短