闘技場冷えた地表に寝転んで空の青さを分け合うように #短歌おなかからマトリカリア吸い込んで花粉のように話が弾む #短歌カレー鍋気になりすぎて夜が鳴る 世界はとてもスパイスまみれ #短歌誕生日指輪がほしいその先に触れる人いて風が通った #短歌まだ明る
気がついたら無人の餃子販売所無くなってない?タクシー代に五千円払える人は金持ちっていうか、浪費家だな、って思っちゃう明け方見た夢。ひょんな事から、妹がプロデュースしたアイドルグループが、キスエクの前身になってるグループである事に気付いて、こ
花火より白く月照る帰り道 団子の湯気と毛布のやさしさ #短歌耳塞ぐ少年の横で鳴り響く不協和音に似たまなざし #短歌リーゼントの角度で生きる父の背に老眼鏡がよく似合ってた #短歌拍手だけ残して帰る風の中エキシビションはまだ終わらない #短歌帰ることた
鳩がいてビルの隙間の空を見て星の話をしてるようだな #短歌街のどこにいても同じ信号の青がひとつ分ずれて光って #短歌歌声に雪虫ひとつ溶けてゆき 秋の薄闇口内に降る #短歌順番を待つそのあいだにも冷めていくやさしさだけがまだ熱を持つ #短歌こころにも
エブリリトル寝具「アイドルっておもしれー」って表情してるアイドルが好きタルタルソース食べたさにアジフライ食べることあるなカップ焼きそばだけじゃ足りない夜食 #自由律俳句「自衛隊廃止して防衛はSECOMとALSOKに任せれば防衛費が浮く」みたいな意見が1
チェーン外れ気づかぬままの午後すぎて風が押してく影ばかり行く #短歌逃げるほど嫌ではない日がつづくなり 誰にも似てる僕の呼吸よ #短歌月明かり助六の名のすきまにも生きると言えばそれも生きるか #短歌給食を食べては明日を思い出す 正解なんて誰も知らな
さっきまで誰かの髪を撫でていて鏡の奥でわたしを探す #短歌契約の文字は冷たく並ぶけどわたしと君をほどけなくする #短歌たかが知れてないことを抱きしめて帰り道には雨がふりだす #短歌背を丸め溶けてしまえば珈琲の冷たさ苦さに似てしまうだけ #短歌頑なに
言えぬこと冷蔵庫には肉がある ジュウと煙にまぎれてしまえ #短歌入口はガラスの奥に隠されて街の冷たさ指先で知る #短歌武勇伝繰り言の無駄な熱 ビルの隙間の風は冷たく #短歌猫を抱くやわらかな毛に触れている遠くでワイドショー流れてる #短歌鏡越し床にひ
悩みなさそうと言われてつまづけばひとりで深く呼吸している #短歌雨降ればふくらむだけの予定表 消しゴムみたいににじむ線路よ #短歌沸きたての片手鍋からこぼれだす涙もまたと知られぬように #短歌マイレージしらないことを言いながら行き先だけは君と決め
夏すぎて急に冬くるショーケース 栗のケーキがずっと置いてない #短歌待ちすぎて声のかけらを探すけど言葉は影に沈んでいった #短歌靴のまま追いつけなくてアドアーズ景品の熊が眠たげにいる #短歌トンネルで春日のことが遠ざかるラジオの声も眠そうに揺れ #
立ち食いそば屋のカレー #自由律俳句切る量少ないのに、カット料金がカットにならないの何気に不満フリーザに敬語を教わった事あるし矢沢永吉50周年って聞いた後にマリオ40周年って聞くと10年しか違わないの?ってなっちゃうなものまね王座の頃のものまね #自
小糠雨 声を澄ませて買う煙草 あなたに向けたていねい言葉 #短歌つよく咲く花に倣いて生きており 人生はただ参加するもの #短歌闇の中ころがる波に触れてみる小さき真珠掌にのせ #短歌それでいい涙も出ずにうなずいて言葉の隙間 風だけがある #短歌白線をはみ
オナラして飛んでたことを君に言う 夕暮れの風 なにも返さず #短歌平等に轢かれてしまうものたちの夏の毛皮にやわらかな風 #短歌目を瞑り彼方を選ぶバスの窓すこし傾くペットボトルが #短歌ヤマビルに血を吸わせ蚊に血を吸わせうつむく夜は小さき土葬 #短歌振
だいたいの指のサイズを知らぬままリングのガチャで当たりを狙う #短歌狂犬病注射の前に歯を見せる 柴と獣医師 曇天の午後 #短歌ひらがなの禁止事項を並べては無人の夜道に置いて帰った #短歌人間が咲いたあとには値札あり半額シールで光を隠す #短歌優しさは
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