〇人が自宅に居たり、群衆の中に混じってるときには、意識制のレベルが特に低くなっている。自宅にいると高いレベルで自己統制する必要性が弱まり、そのため人は力を抜いた状態で振る舞い、ほとんどまどろんでいるに等しい。家の外に出ると、ごく内輪で交流す
〇一般的に言って、「卑劣さの法則」が存在するという事実そのものが、かなり不思議な感じがしないだろうか。いかなる理由から、世界はそんなにいやらしくふるまうのか。あるいは、それは単に憶測や先入観によるものなのか。いいや、違う。そうした傾向はやは
〇分極化による効果は、人騒がせな隣人の例を見事に説明している。こうした問題はありふれているにもかかわらず、形而上学的分野とまさに直接つながっている。問題は、ある人々がほかの人々の穏やかな暮らしを妨げている点にある。それにしても、なぜだろうか
〇リアリティの操縦を会得するには、少なくともリアリティが形成される仕組みを理解しておく必要がある。だれもが一番直接的な方法によって自分の世界の層を築いている。しかしながら、多くの場合、それがどのようにして起こるのかを本人は知らないでいる。
〇無為に過ごすとは、コントロールが効いていないことである。したがって、退屈はそれ自体としては存在せず、リアリティを制御したいという癒しがたい渇望が常にあるだけとなる。どんな形でもいいから、リアリティを自分の意思に従属させたいのである。その意
〇人と周囲の世界との関係は、何らかの目新しいことがいやおう無しに平凡な日常性の中に流れ込んでくるようにして創られて行く。リアリティは、空に浮かんでいる雲のように、常に姿を変える。しかし、亜空間における物質的現実化の進展を感じ取れるほどには変
〇読者のあなたへ・・・・・日々の現実の中で人間は状況に支配されていて、出来事のプロセスにそれとわかる何らかの影響を与えることができません。人生は「偶然に起こる」ものであり、それは無意識に見る夢の中の出来事にも似ています。出来事の方は、あなた
〇本章を締めくくるにあたり、古代の神官たちの意図にコンタクトしてみようと思う。古代の神官たちとは、最後の文明が崩壊するまでの間、私達のこの現実の世界に実在していた秘められた地の守護者たちの事を意味する。そうした知識の遺物には、部分的に抜け落
〇UFOの動き方…瞬時の加速、静止、角度九十度での突然の方向転換などは、科学者たちを当惑させている。慣性を考慮に入れると、このような運動は不可能であり、それに加えて、UFOは私たちの飛行機やロケットのようには飛行していないからである。どうやら私た
〇事象モデルにおいても矛盾を見つけることは可能であるが、そうはいってもこのモデルは多くのことを説明してくれる。事象モデルは、時間と空間について知られているいくつかのパラドックスを取り除くとまではいかなくても、少なくとも「和らげ」てはくれる。
〇しかし、私がシンクロニシティと言う現象と冷静に接することに慣れているからというわけではない。反対に、自分の思索にすっかりのめりこんでいた私には、この出来事が全くの意味も与えなかったからである。私はほとんど無意識に甲虫を喚起用の小窓から外へ
〇どのようなモデルが事象選択の基礎になるにしても、事象選択の法則は有効である。言い換えると、事象選択の全ての法則はモデルに対して不変である。という事である。主な法則とは、私たちの思考放射が私たちを取り巻く現実の世界に対して、間接にだけでなく
〇とある学生寮での話、確率論の試験を目前に控えていたときのことでした。担当教師は、控えめに言っても、恐ろしい人物でした。試験前夜の学生寮内は不穏な空気が漂っていました。私たちは状況をどうにかして打開しようと頭を悩ませていました。 「確率が何
〇リアリティは自分の駒を時間のコンベアに乗せて容赦なく前進させます。祭りの日が訪れては過ぎ去ります。祭りの日があっという間に終わってしまうのは、なんと残念なとでしょう。「祝祭日はいつもともにあるべき」と書いているヘミングウェイは正しいのです
※前回続き〇先ほどご紹介したような儀式を執り行うとで、あなたは自分が持っていたすべての内的重要性をすっかり消去できるのです。しかし、あのような儀式は自分には到底受け入れがたいと思われるかもしれません。それならば、あなたが自分と周囲の人々との
〇質問 「僕の問題はこうです。とても高い目的を決めて自分に課しましたが、いつもコマに囲まれていて邪魔されます。自分の目的や自分に興味のある事についてだれとも話すことができないし、肉親までが、僕の考えることなどうまくいくわけがないと言います。
〇質問 「人が幸運の波に乗っかっているとき、その人はすべての面で幸せでツキがあり、何より大事なことは、破壊的コマの影響に屈しない、とあなたはおっしゃいました。ところで、普通は、万事うまくいくようなことがあり得ないのはなぜですか? 大抵の場合
〇質問 「私の質問はこうです。事象選択の法則は、ほかの人々に対して作用するのでしょうか? 例えば、母親は自分の子供たちを治療することができますか? あるいは、もしあなたに日本を豊かな国にするという意図があれば、そこに住む人々は幸せに暮らせるよ
〇質問 「私も同じ間違いを抱えています。愛する妻が私のもとを去りました。 分かれることになった主な原因は、私の稼ぎが安定しないことにあります。おしなべて私は押しが弱く、臆病であり、必要に用心深いころがあります。私の妻は、私の知識と経験を生か
〇質問 「どうか私の質問にお答えください。どうすれば愛しい人取り戻すことができますか?」答え もし彼が自分の方から立ち去ってしまったのなら、本当にとり戻す事が出来るでしょうか。より正確に言うと、魂の意図の力によって、つまり彼を「取り戻す」こ
〇魂と理性の一致を邪魔する唯一のものは、内的重要性と外的重要性です。重要性というものは想像の芽を一般的な固定観念の箱の中に閉じ込めてしまいます。あなたは読者たちの問題について、次のように書いています。「彼女たちの苦労を聞き流していては、いい