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2022年10月09日21:34

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ノートの写し368

※前回続き
〇先ほどご紹介したような儀式を執り行うとで、あなたは自分が持っていたすべての内的重要性をすっかり消去できるのです。しかし、あのような儀式は自分には到底受け入れがたいと思われるかもしれません。それならば、あなたが自分と周囲の人々との対比をただ辞めるだけの方が、もっと良い結果が出ることと思います。自分も他者もありのままでいることを思い切って認めてあげましょう。ぎゅっと握りしめているものを手放しましょう。そうするや否や、分極化は消え去り、取り巻く世界は理解しがたい方法で変貌を遂げ、あなたを邪魔しなくなるでしょう。そうなれば、「現実的事象選択」とはなんであるか、理解されると思います。

質問 「真剣な読者の一人にあなたはお馬鹿さん転がしをするようにとのアドバイスを与えました。ところでお馬鹿さん転がしにすっかりうつつを抜かしている人の場合はどうすればよいのでしょうか? その人が真面目なことをするよう仕向けるにはどうすべきでしょうか?」

答え 真面目な戸をしたくないのは、それが真面目なことだからではなく、それがその人のすべきことではないからです、怠惰は魂の状態なのです。もちろん魂には、関心のない他人のことをしようという望みは全くありません。たぶん魂がこの世にやってきたのは、何らかのコマのために根を詰めて働くためではなく、温かな海辺で日向ぼっこをしたり、アルプスのゲレンデでスキーで滑走したり、旅行をしたりするためでしょう。この世にはありとあらゆる楽しみがあるのですから。
 「では一体だれが働くのだ」と怒り心頭のコマが反論する事でしょう。これに対しては、学生時代の愉快な歌の文句で軽妙に答えておくことができます。義務感や必要性というのはコマの発明品なのです。
 本当に私たちの世界は大変豊かで惜しみなく与えてくれるので、もし各人が自分の扉を通って自分の目的へと進むのであれば、幸福はみんなに行き渡るようになっています。そうなる日がいつかやってくるのでしょうか。とにかく、個人個人を取り上げてみると、もし本人がそう欲するのなら、自分の世界の層を非常に居心地が良い場所に変えられるのです。
 そのためには自分の目的と自分の扉を見つける必要があります。もしあなたが自分の目的に向かって進むのであれば、自分を説き伏せたり、欺いたりする事はなくなります。魂はスキップしながら自分の扉を通って自分の目的へと駆け出します。他の人々にとって、あなたの扉は苦労の多い面倒な仕事に思われるかもしれませんが、あなたにとっては心地よい満足感をもたらしてくれるものなのです。 他人の扉を通って他人の目的へと進んでいるうちは、あなたはコマのために働いていることになります。そんな道の途中では、あなたの魂はいつも「嫌だよ」と言い、理性は「必要なのだ」と繰り返すのです。そんな道は、たとえどれほど筋の通った理由をつけられたり、美しく飾り立てられたりしていても、どこへも導いてはくれません。抜け出す方法はただ一つ・・・・自分の目的を見つけ出して、それに向かって進むことです。
 さて、それまでの間、義務感や必要性を治療してくれる薬となり得るのがゲームです。子供のころに、大人達を真似て、お店ごっこやお医者さんごっこをしたとを思い出しましょう。そして、今も、働きづめにならないで、ごっこ感覚やゲーム感覚でよいのだとイメージしてみましょう。
 もしあなたがそんなゲームにどっぷりつかってしまった場合だけは、義務感や必要性に苦しむことになるわけです。プレイする観客という役割を自分に割り振りましょう、少し距離を置いて行動しましょう。やり遂げなくてはならない仕事にひたすら打ち込むとはやめましょう。これはゲームなのだという振りをしましょう。自分をリースに出しましょう。

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