パリ、19区と20区の境に長い坂道がある。ベルヴィルの街。ここは難民の町だそうで、世界で争乱があると難民が逃れ住む街なんだとか。通りを歩くとユダヤ人、アラブ人、ベトナム人、中国人、さまざまな人種に出会う。意外にアフリカ系は見かけない。コミュニテ
眼がこころもとなくなったというのも無論あった。四六時中小さな画面をのぞきこむ人種を見るにつけ、気味悪くおもってもいた。もちろん小型PCだというのは理解していた。がしかし携帯は電話だろう。電話なら電話だけでいいじゃないかと理屈をこねていた。た
ことしの木枯らし一号は昨年より三日遅かったそうです。昨夜遅くに吹いた風がそうだったとか。三日遅いからどうと云うもんでもないですが、なにしろ今年の秋はうすら寒い。一号が吹こうが二号が吹こうが、もうとっくに寒いおもいはしておりました。それにして
来月から新聞購読をやめる。ipad片手に各社の記事はいくらでも拾える。一社に固執したければ配信購読すればいい。広告のために紙代を払うのはもう馬鹿らしくなった。新聞に掲載されている記事を鵜呑みにするかどうかは、読み手の判断力の問題で、新聞になにを
寝不足の夜明け前。西の空を見上げる。ペルセウス流星群が見えるというから。見えない。見えぬものもあるんだよ。と言ったのは若くして夭折した詩人だっけ、などと間がもたない夜空を眺め続ける。首が痛い。ときおり目の端にチカッとなにかが光ったような。流
癌で亡くなったという話をよく聞く。身近でも多い・・ような気がする。無理もない、二人に一人は癌で亡くなる。交通事故の方がはるかに少ないというから、ある意味、現代病なのかもしれない。部位にもよるらしいが、早期発見ならば寛解率も高いという。抗がん
ハロウィンを一億総ハロウィン化にしたもとはディズニーランドらしい。きょう読んだ記事によると、クリスマスに匹敵するぐらい、つづ浦々に広まったのは、お祭り好きという日本特性とSNSのせいだという。数年前までは一部で盛り上がる、ただの西洋のカボチャ
政治屋が海外出張するに「外遊」という言葉があてはめられる。よく連休時期とか大臣辞任の折りにとか行くものだから、読んで字のごとし、観光旅行のようなもんだとおもっていた。「外遊」は本来、住む地を離れ、学を積んだり知識を得るといったことに使われた
「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」の心境ではあるが、おなじ一休宗純に。「世の中は起きて稼いで寝て食って後は死ぬを待つばかりなり」というのもある。どちらかといえば、こっちかなあという感想。facebookをあまり活用しないけれど、
10月10日は体育の日。いまは連休になるようにスライドするからよくわかんなくなったけどね。この日が1964年東京オリンピック開会式を記念して、祭日に制定されたというのを、いったいいまどきどのくらいの人が知っているだろうか。あの時代、オリンピ
風が強く吹いた翌日。家人が銀杏を拾ってきた。ゴム手袋をして、金ザルでじゃぶじゃぶ洗い実を落とす。風通しのよいところで乾かす。なんとか臭いはなくなっている。鼻に持っていきながら、上野公園でホームレスが山のように取ってきた銀杏を売っていたのを思
プロ野球もシーズン終了。今シーズンはまあまあ面白かった。ソフトバンクのぶっちぎり、ヤクルトの前年最下位から優勝へと話題としちゃあなかなかのレースだったねえ。広島の幻の一勝というのも、クライマックスシリーズ進出を考えれば残念だったよなあ。あり
今年のノーベル賞。大村さんの受賞はなにかと型破りな感がして楽しくなっちゃうねえ。経歴もどことなくユニークだし、受賞対象の内容がわかりやすい。画期的な研究成果とかいえども、アタシら庶民にはむづかしくてさっぱりてなものが多い。大村さんの発見とい
一昨日の夜あたりからだろうか、風がやけに冷たい。朝方なぞはうすら寒い。10月のあたまでこれかい。二の腕出して歩くのはためらうほど。秋なんだよと実感するのを通り越し、はや晩秋の体感。毎日が駆け足で過ぎてゆくように感じるのは忙しいからか。今月は
良いライブでした。心地よい疲れが残りました。ただただそれだけで多くは語りたくない。とは言いながら、やはり記録しておかなければいけない。10月4日新宿文化センター小ホール、16:00〜19:40くらいだったかな。オンタイムではじまり、ほぼタイ
日没が早くなってまいりました。5時を回ると夜の気配が忍び寄ってくる。夜明けの5時もそうです。東の空がほんのり赤く染まりはじめても、西の空にはまだ月がかかり、夜の闇に浮かんでいたりする。気温はいったりきたりのはっきりしない気候で、これは地球が人