眼がこころもとなくなったというのも無論あった。
四六時中小さな画面をのぞきこむ人種を見るにつけ、気味悪く
おもってもいた。
もちろん小型PCだというのは理解していた。がしかし携帯は
電話だろう。電話なら電話だけでいいじゃないかと理屈を
こねていた。たかが携帯電話、ガラケーで十分じゃねえかとね。
なにしろいちばんしゃくにさわっていたのは、料金体系だよ。
なんで馬鹿高い使用料がかかるんだよというのが、ひっかかって
いたんだねえ。
そうはいってもアベシンゾーなんかに、もっと安くしろと指示され
んのはもっと大きなお世話だと、こいつはむかついてたね。
このたび次女に教えられて気がついたのは、料金設定を
ああでもないこうでもないと整理すると毎月かかる支払いは、
ガラケーとさほど変わらないところまできているらしい。
どうやらアベシンゾーに言われるまでもないということだ。
ガラケーという電話機も蓄音機的な存在に近づきつつあるのも、
いささか悔しいというか、残念でもあったが、たかが電話だ。
ここいらでスマホに変えるのも世の中の流れかなんてね。
まるで文明開化のちょんまげだねこりゃ。
でiphoneに変えてみた。
まいった!。便利だわこれ。たしかに文明の利器だよ。
しゃくだけど認めます。そりゃあ余計なアプリはやりません、
電話ですから。だけど便利な電話だねえ。失礼いたしました。
ま、あくまでも使用料金が変わらなくなってきた、というのが
前提ではありますよ、しゃくですが。。。。。。。
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