わかりやすいノーベル賞

今年のノーベル賞。大村さんの受賞はなにかと型破りな感がして
楽しくなっちゃうねえ。
経歴もどことなくユニークだし、受賞対象の内容がわかりやすい。
画期的な研究成果とかいえども、アタシら庶民にはむづかしくて
さっぱりてなものが多い。
大村さんの発見というのは、たいへんに多くの人の病を救う薬の
もとになったなんてのは野口英世とかパスツール並みの偉業だ
というのがわかりやすい。

佐藤栄作やオバマの平和賞なんて、この人のなにが平和賞に
値するのかよくわからない曖昧さがあるもんなあ。
そういった明解さがない部門もノーベル賞にはあるからねえ。

大村さんの業績といっぷう変わった経歴はノーベル賞を身近な
ものにしてくだすった感がうれしいなあ。
なにより小気味よかったのは、インタビューの最中だか、
安倍総理大臣からお祝いの電話が入った時、それを平気で
あとにしてくれると言ったとかどうとか。

うれしくなっちゃうねえ。見ず知らずのエセ権力者に媚び
売らない姿というんですか、気にもとめていないという
ふぜいもうれしいねえ。
きっと嫌いなんだぜ、大村さんもあの野郎が。。。。。