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日記一覧

スペイン映画で知らない監督ですが、「ブランカニエベス」という題名が“白い雪”という意味だろうと想像できました。要するに「白雪姫」の焼き直しかと思い、見なくてもいいかと思ったのですが、録画してしまっていたのでチラ見。するとモノクロで、無声映画

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「僕の戦争」というのは、ジョン・レノンが主演した1967年の映画(監督リチャード・レスター)の題名です。日本では劇場未公開。アフリカ戦線を背景にした第二次大戦もので、スペインのアンダルシアにロケしました。その撮影地へ、ビートルズ・フリークの英語の

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いつもどおり情報を仕入れずに見に行きました。でも題名から内容はバレています。事実を基にしていますから、物語としてはネタバレにならないと思うので、気がついた部分はすべて書いてしまいます。ということで気になる方はご覧になってからお読みください。

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ドキュメンタリーで2時間20分もあると知り、映画館で見るのをためらいました。しかしザートルズに関するドキュメンタリーなら見なくては、と思い立ったしだい。←最初にロン・ハワードがビートルズの映画を作ると聞いたときには、フィクションなんか見るもん

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リチャード・シッケルという映画人は、俳優や監督に関するドキュメンタリーの専門家です。テレビ・ドキュメンタリーの仕事から始め、40年以上もドキュメンタリーを作り続けています。今回も、クリント・イーストウッド本人はもちろん、メリル・ストリープ、ケ

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ひとつは、23日の金曜日に行われた大相撲13日目の、豪栄道対日馬富士の一戦です。たまたまテレビをつけたら、二人が呼び出されたところでした。ふと気づいたら、呼び出しさんたちが懸賞金の垂れ幕を持って2周しているではありませんか。一周する人数が14人で

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とはいうものの僕は、前作「 マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(2011)でさえも、あまり楽しんでいません。僕より10歳は年上ですが精神的に近い老人たちが、インドに“終の棲家”を求めて行くという話は、僕が好む内角への直球ではなく外角への変化球で

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アメリカHBOによるTVムービーです。本国では今年の4月に放送したばかり。“パパ”ブッシュ大統領時代に最高裁判事候補として指名されたクラレンス・トーマスに対し、女性大学教授アニタ・ヒルが、10年前のセクハラ事件で告発します。そして上院議員たち

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始まって少しするとバットマンが出てきて、その顎がベン・アフレックだったので“しまった!”と思いました。結局マーベルとかDCとかの、よくあるCGアクションでした。つまり、CGを多用して観客の目をごまかし、せっかくのアクションをきちんと見せずに

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監督として樋口真嗣、編集として佐藤敦紀という人の名前がクレジットされていますが、エンド・クレジットの最後に“脚本・編集・総監督”と銘打ってクレジットを締めくくった庵野秀明をこの映画の総責任者としての監督だと考えて話を進めます。←“以下、中略

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ということで、ついに現存する山中貞雄作品最後の3本目(僕にとって、です)を見ました。加藤泰監督著「映画監督 山中貞雄」の中に、原作者林不忘に対する映画会社からのお詫びのようなテロップが出たとありますが、フィルムセンター所蔵というテロップは出ま

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こういうB級映画をまじめに非難するのは“大人げない”行為だと思いますが、僕には100点満点の50点にも満たない映画なのに、imdbの“読者”1200人の平均点が70点といわれたら、やはり黙って見逃すわけにいきません。物語は、ロサンゼルスの繁華街(ハリウ

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日本映画の歴史にその名を残しながら、28歳と10か月という若さで戦地で亡くなった伝説の監督についての伝記です。それを山中監督の甥にあたる加藤泰監督が書きあげた。1985年9月30日に初版が発行されていますが、加藤泰監督は出版される前の6月17日にお亡く

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昨年の11月にサンタモニカの劇場で見ました。日本公開時には、DVDでいいやとパス。そしてDVDをレンタルして日本語字幕付きで見直しました。印象は、やはりスクリーンで見るべき映画だな、というものです。劇場で見たときコーフンした、SUVがずらりと

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ミシェル・ゴンドリーという監督は「ヒューマン・ネイチュア」(2001)を見てびっくりし、しかし「エターナル・サンシャイン」(2004)や「恋愛睡眠のすすめ」(2005)がもう一つ食い足りなく、「僕らのミライへ逆回転」(2008)と「グリーン・ホーネット」(2011)など

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2014年のベネチア映画祭で金獅子賞(いわゆるグラン・プリ)を受賞した作品です。映画を見た率直な感想は“面白い”ですが、これは「大脱走」を見て“面白かった”という感想とは違います。かといって「大いなる西部」や「ウエスト・サイド物語」の“面白かった

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監督のアダム・マッケイは、「俺たちニュースキャスター」(2004)や「タラデガ・ナイト オーバルの狼」(2006)など、コメディー映画の監督というイメージでした。しかし「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」(2010)を見た方なら、あのエンド・タイトル

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昨年度米国アカデミー賞の長編アニメ作品賞候補となった映画です。ストップモーション・アニメなのかCGアニメなのか分かりません(知ろうとも思わない)が、90分そこそこの映画なのに最初の1時間ぐらいがおそろしく退屈でした。物語は、講演旅行に来たマイケ

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僕の英語の先生はカトリックなので、クリス・オダウドが扮するカトリック学校の先生の服装に疑問を持ったそうです(写真2)。つまり、オダウドがローマン・カラー(神父が着用する詰襟)をしているのにブラザーと呼ばれているから。ブラザーはプリーストではない

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これで3回目の参加です。でも僕は、もう一回くらい来ていた気になってました。あの界隈で打ち上げをしたという記憶があるわけですが、それは「おやじ男優Z」の試写会だったかも。初回は2014年9月、僕がおっかけをしている池島ゆたか監督の短編が見られると

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僕の事務所がある目黒駅前のビルは、ビル風に悩まされていて、所属する町内会でも問題視されています。どのように対策を取ればいいかを町内会の方々とともに話し合っているのですが、その話し合いの具体的な材料として、ビルの周囲の風速を計測するということ

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1949年の4月に、高峰秀子が歌うレコード「銀座カンカン娘」が発売され、40万枚を超えるヒットとなったそうです。それに便乗した企画の映画だと思われます。娯楽が少なかった時代、全国の映画館に娯楽を求めて観客が詰めかけていったのでしょう。まだまだ娯楽

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何しろ今、加藤泰著「映画監督 山中貞雄」を読んでいるもので、男と女の一途な愛を描くことに心を砕いた甥(加藤泰)と叔父(山中貞雄)という、日本映画界に大きな足跡を残した二人の監督の実感を、しみじみと感じ取っています。そんなことから、「秋深き」とい

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この作品はWOWOWでやっているアメリカ映画の情報番組で、ジェシー・アイゼンバーグ扮する平凡なコンビニ店員が強盗に出会う場面を見て、これは見たいと思ったわけです。でも、映画館で金を払ってまでは見ることはないと考え、テレビ放送を待ちました。と

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仲間内で集まって見ていたので、ふと映画の中で聞こえた物売りの声に反応してしまいました。それは“はったいのこ、いらんか”というもの。僕は“はったいこ”って分かるかな?と声に出してしまいました。そのときはそれだけで忘れていたのですが、終わってか

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原題は「FELONY」で“重罪”という意味だそうです。監督のマシュー・サヴィルは初耳。2007年に「NOISE」という作品があるのですが日本では未公開で未発売。また同年のティム・ロビンス出演作とは別物でした。CM出身でテレビで活躍しているようで

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鎌倉の一軒家に住む3人姉妹のところに、母親と別れて別の女性と暮らしていた父親の訃報が届き、山形で行われた葬儀に参列した3姉妹は、そこで腹違いの妹と出会う、という作品。30歳を過ぎた長女・幸(綾瀬はるか)、以下次女・佳乃(長澤まさみ)、三女・千佳(

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この「ジェーン」は10月22日公開の映画です。ということで、何を書いてもネタバレになりますので、ネタバレが嫌いな方は読まないでください。結論だけ言うと、もっと面白くなる映画なのに残念でした。ギャビン・オコナー監督作だからと見に行ったのですが、ク

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そもそも「ギヴァー」という題名で、意味が分かりますか? 原題が「The Giver」ですからそのままです。つまりgive(与える)+er(人)ですね。ということで、ギヴァーがレシーヴァー(受け取る人)に、“記憶を注ぐ”映画です。“なんじゃい、それ”と思った方、正

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「人生劇場」という題名は、“人の生き様をドラマとして見せ切る”という意味なのかと納得する作品でした。サブ・タイトルが“青春・愛欲・残侠篇”ということで、中間部の愛欲篇がとても面白い。もちろんこれは、今僕が加藤泰著「映画監督 山中貞雄」を読ん

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