ウチの娘は日本語補習校に通っているのだが、毎週宿題がたくさん出る。国語と算数なのだけど、ウチのかみさんは日本語があまり出来ないので国語の宿題のわからないところはインターネットのチャットを使ってお父さんが教えてあげないとならない。でも、今日は
個人的には余り期待していなかった政権交代なんだけど、蓋を開けてみれば連日新聞を開く度に驚きの連続で、政権が交代するということの意味を軽く考えていた自分の保守性が恥ずかしくなる。こんなに多くのことがあっけなく変わってしまうと、今まで政権交代と
「ブタがいた教室」。これもいろんな意味で考えさせられる映画だった。「命の授業」という名目でクラスでブタの飼育を始めさせた小学校の先生。一応、卒業までに育てたブタを食うという約束で始めたのだが、子供たちも飼っているうちに情が移る。ブタを食うべ
広辞苑によると、一説には仏教(陰陽道もか?)が伝わる以前の古代日本には固有の色名としてはアカ、クロ、シロ、アオしかなかったらしい。しかも、こうした抽象的な色というのも自然界に見られるものを分類したというだけではなく、一種のコスモロジーに基づ
古い日本語には、色をあらわす固有の言葉が少なかったようだ。そう言われると、「あかい」「あおい」「しろい」「くろい」は形容詞があるけど、「きいろい」「ちゃいろい」は「黄色」とか「茶色」という名詞に無理に「い」をくっ付けたようで、本来は「黄色の
知ったかぶりの時代における知性の証。それは、多くの問いに驚かず答えられることではなくて、多くの問いが答えを持たないことに驚けることじゃないだろか?
コーカツ君「しかし、何だね。最近、人権、人権ってうるさい奴が多くて、しゃくに障るね。」チンシ君「今日は人権かい。何がそんなにしゃくに触るんだい?」コーカツ君「権利ばかり主張されても困るんだよ。権利には義務が伴うっていうことを知らん奴が多すぎ
懲りないテレビ局にまた担ぎ出されたかと思っていたけど、ガキンチョ振りが抑えられただけじゃなくて、ボクサーとしても成長した亀田大毅。兄弟とも決してうまいボクサーじゃないけど、あのスタミナと勝ち気はホンモノだ。でも、今日はボクシングじゃなくて「
最近、また生活が夜型になってきた。明け方まで目がさえて眠れないかと思うと、朝に目が覚めても昼前までだらだらと惰眠をむさぼってしまう。原因は何となくわかっている。論文の締め切りが迫ってきてさすがにストレスを感じてきたからだ。我々の生活は否応無
昨日、WBAスーパーフライ級のタイトルマッチを見た。名城信男という世界王者の二度目の防衛戦なのだが、なにせ地味な人で全然騒がれない。いわゆるエリートボクサーではないし、ルックスも今一つだし、亀田兄弟みたいにはったりも言わない人なので、メディ
ここ数年、ひとりごとが多くなっている私。いろいろ考えていることがついつい口に出てしまう。実は話し相手が欲しいのだけど、今周囲に自分が考えていることに興味をもってくれるような人がいないのもわかっている。仕方がないから、ひとりでつぶやく。Twitte
言葉というのは意思の伝達のための重要な手段なのであるが、我々はそれを遊びにも使う。「しりとり」というものがその例で、語尾と語頭が同音の単語を延々とつないでいく。英語にもライムとよばれる遊びがあって、cat, bat, rat...といった具合に同じ韻の単語
人生というのは「消費」だけではなくて「投資」をしないとならないらしい。「消費」というのは欲求を満たすために何かを使うことだが、それはその場限りのもので、後には何も残らない。これに対して「投資」は現在の「消費」を我慢して、将来のより多くの満足
私の新しいマイミクのバロン君。ミクシィではあまり評判の良くない男のようであるが、不躾で高飛車だけど人恋しい、人恋しいのに面の皮がうすい、面の皮がうすいのに不躾で高飛車という、なかなかイジメ甲斐のある男でもある。人をカリカリさせるようなこと以
今日、テレビで「おくりびと」を見た。雑多な視点が居心地悪く同居しているような感じもするけど、「死」というものを通じて「生」という問題を深く考えさせてくれる映画であった。和洋を問わず大きな反響を呼んだ理由がわかったような気がする。納棺師なんて
今日の朝日新聞の夕刊に会津藩の藩主であった松平家の末裔に関するコラムが出ていたのだが、面白いことが書いてあった。靖国問題と言えば、戦犯が合祀されたところに公職に就く人たちが参拝すべきかという問題である。でも、靖国神社はもともと戊辰戦争の戦死
書きそびれていたのだけど、ちょっと前に「徹子の部屋」で勝間和代氏と益川敏英氏が出ているのを見た。ご存知の通り、勝間さんは今売れっ子の経済評論家、益川さんは泣く子も黙るノーベル物理学賞受賞者。それぞれ専門があるのだけど、同時に生き方についても
これを書いてしまってオレはどうする、という文章がある。何か直感的に浮かんだことを突き詰めてしまったらこんな文章になってしまったという文章がある。書いている時は何か啓示を受けたような感じで恍惚として熱意(enthusiasmという英語には「憑依」という
■「9・11」追悼式、オバマ政権下で初(読売新聞 - 09月11日 22:21)http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=958788&media_id=20なんだか大仰なタイトルになってしまったけど、これは三島由紀夫による柳田國男の『遠野物語』の書評からとっている。「民俗学は
思わず「惚れてまうやろー!」と叫びたくなる女性の仕草ランキングhttp://news.mixi.jp/view_news.pl?id=956009&media_id=45オレ的にはこんな感じ。1.「生きるのって切ないね」とつぶやく。2.妙にタメの効いたチョーキングを決める。3.通勤電車で『中島
別に日本に来てまで、と思いつつ、ひとりで茶をしばこうと思うと喫茶店よりスタバに入ってしまう。コーヒーさえ買ってしまえば邪魔されずに長居できるからであるが、同時に人の集まるところに行きたいという欲求もある。でも、日本のスタバはちょっと米国のス
本田、俊輔と話し合いは一切なしhttp://news.mixi.jp/view_news.pl?id=953357&media_id=8ワガママ本田に一理ありと見た。日本の弱さはゴール前の決定力だということは誰でも承知している。オランダはペナルティ・エリアに2、3人入れれば得点できる。日本は
「カワイイ」という形容詞は、相手との距離を測りつつ自分の立ち位置を調整するジャブみたいな役割を果たすんじゃないか、というのが前回の日記。でも、実際には「カワイイ」を連発する人自身がかわいくありたいと思っていたりする。女の子や女性向けの雑誌の
以前「やさしい」について書いたのだけど、今気になっている形容詞が「かわいい」。最近やたらとこの言葉を聞くのだけど、「こじまさんってかわいいね」と言われて喜ぶべきか悲しむべきかちょっと微妙だ。この言葉が何に対してでも使われるようになったのは、
「宇宙人」の鳩山次期首相、妻は「UFO搭乗経験者」http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=951470&media_id=52またマスゴミがあることないこと書いて首相をいじめてんなー。あいつら日本を貶めることしか考えてないから。どこかの国の手先だからな。こんなマ
私も実は大衆批判が好きである。大衆を批判する人はどちらかというと保守の人が多いのであるが、リベラルや左翼の人たちも実は「大衆」を蔑みつつ恐れている。リベラルや左翼の人たちが「教育」とか「指導」とかいった当たり障りのない言葉でいいたいことは、
特別国会16日召集固まる、鳩山首相誕生へhttp://news.mixi.jp/view_news.pl?id=948387&media_id=88ニュースの内容には直接関係ないけど、ここ数日気になっていたことを書いておく。最近、「大衆」とか「衆愚政治」とか「ポピュリズム」という言葉をよく聞く
先日、韓国ではオンラインゲーム中毒が社会問題になっているという記事が出ていた。私の身近な所にも中毒っぽい人がいるのでうなずける。米国でも似たような懸念を聞いたことがある。世界中の多くの人にとって、オンライン・ゲームは単に息抜きという次元を越
The answer, my friend, is blowin' in the wind,The answer is blowin' in the wind.吹かれてばかりでも何だから、そろそろ政治をやろう。民主300議席超で政権交代へhttp://news.mixi.jp/view_news.pl?id=945709&media_id=2
柳田國男というのは謎の多い人物である。詩人、農政官僚/学者、貴族院書記官長、朝日新聞論説委員、そして民俗学者。幾つもの変節を経たような経歴の持ち主なのであるが、そのきっかけとなった内面上の動きを知ろうと思うと、そこに意図的としか思えない沈黙