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日記一覧

5/12(木)先日出掛けた金沢・七尾旅(旅レポは後日UPします〜 それも読んでね!)の私の最大の目的はこれ!2010年、「没後400年 特別展<長谷川等伯>」開催時、例によって、タイアップした(?笑)TV番組が放映され、当時で言えば人生半分を過ぎて、京で自らの力を試し

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<上> 第一章 京へ/第二章 焦熱の道/第三章 盟約の絵第四章 比翼の絆/第五章 遠い故郷/第六章 対決長谷川又四郎信春(後の等伯)は1539年、七尾@能登半島で畠山氏に仕える下級家臣の奥村文之丞宗道の子として生まれ幼い頃、染物屋を営む長谷川宗清(

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読了2冊
2016年05月18日22:48

「歌川国芳 猫づくし」/風野真知雄装丁:中川真吾「鏡面美人尽くし 娘と猫」表紙カバーの元画はこれ?「其のまま地口猫飼好五十三疋」カバーの下の表紙はこれらしい。(図書館蔵書につきカバー固定。 で、表紙の現物は見られず)今売れっ子の浮世絵師「歌川国芳」は、猫が

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久隅 守景(くすみもりかげ 江戸時代前期生没不詳)英 一蝶(はなぶさいっちょう 1652年〜1724年2月7日)伊藤 若冲(いとうじゃくちゅう 1716年3月1日〜1800年10月27日)浦上 玉堂(うらがみぎょくどう1745年〜1820年)4人のお江戸の絵師の、その絵に殉じた生涯を

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読了2冊/梶よう子
2016年05月07日16:30

お江戸の片隅に生きる様々な人々を描いている梶さんの作品。シリーズものの短編集、2冊。舞台は、小石川御薬園。主人公は、なんだか頼りなく、同僚どころか部下にまで「水草どの」と揶揄されるも、まったく気にせず、植物をこよなく愛する御薬園の同心「水上草介」。

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「あの家」は杉並区。阿佐ヶ谷駅から徒歩20分。善福寺川が大きく蛇行するあたりにあった。敷地面積150坪の豪邸というと聞こえがいいが、実体は、近所の小学生から「お化け屋敷」と呼ばれている、戦後すぐに建てられたという、とにかく古い洋館。       こんな感じ

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読了2冊/近藤史恵
2016年04月15日13:35

近藤史恵さん…いつも、読み始めで、喰い付かされ、途中まで本当に面白くて、ガツガツとページをめくらされ…なのに、ラストで、エ〜〜〜ッ?! こうしちゃう〜?ふらふら と、せっかくソコまで引っ張ってきた物語の力が抜けて、盛り上がりへの期待をハズされてしまう

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応為さんの追っかけ、まだまだ続けてます。(笑)まずは、「北斎と応為」上下/キャサリン・ゴヴィエ作家さん、カナダの方である。よほど応為さんが好きなのだろう。上下でほぼ600ページの、実在の人物の生涯を描くために、資料を収集しそれを読みこなした力は、凄い!と思

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桜 桜 桜… さら…
2016年04月03日23:37

妹のつれあい(同い年の義弟)が、この3月をもって、教師を退職。無事つつがなく過ごせたお祝いを一緒に!と、ステーキランチに誘ってくれた。お店は「和牛懐石 彩々亭(さいさいてい)」@行田行田は昭和の始め、足袋の産地として栄えたそうで、このお店は、足袋屋の名士

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北斎の門人・露木為一による『北斎仮宅写生図』葛飾北斎の娘、お栄として、その画力を父親にも認められながら、その生涯も作品も定かには伝わっていない「応為」さん。この名からして、北斎が彼女を、「お〜い!」と何かにつけ呼びつけたところからついた名だという。後

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犬には犬の、人には人の事情がある、だけど梨田智美は、引っ込み思案で声が小さく、他人と巧く関われず、大学卒業後、就職もままならず、友人の勧めで、老犬ホーム「ブランケット」に住み込みで働くこととなった。オーナーは藤本麻耶子。 派手な外見だが、元高校教師で、

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「絶唱」/湊かなえ
2016年03月29日23:28

   あの日さよならさえ言えなかった。       いちど砕け散った希望を           私たちは              その島で拾い集める   必死に ひとりで       生きるために           あなたのために湊さん

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3/21(月・祝)東京楽@俳優座劇場(六本木)14:00〜120分初日よりは練れてきて、多少は観やすくはなったのだけれど…ストーリーは、夜間高校の仲良し5人のうち「番長」は今日も教職員会議用の「焼きそばパン」を7個も食べてしまい仲間の男子3人も巻き込んで、教頭

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短編6編∬ 獅子吼さすがタイトル作品!私の浅田さんの短編のベスト10入り決定である。「けっして嗔(いか)るな。 飢えたくなければ嗔るな。」父のたった1つの訓えが彼を呪縛していた。 ※ この「嗔」という字「瞋」とも書き、   <瞋る>とは憤って目を見開くこと

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「同心 小暮信次郎」シリーズと対を成すと、私が勝手に思っている、堕胎医おゑんを主人公にしたシリーズの2作目。過去に、心に深い傷を負った女医おゑんが遭遇する、お江戸に生きる女達の闇を描いた中編2編。・竹が鳴く材木問屋「梅木屋」の内儀「お江代」は、入り婿で

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短編マンガ。 上下巻で30編。<上>番町の生首/ほうき/恋/木瓜(ぼけ)/龍/豊国と北斎/鉄蔵/女弟子/鬼/人斬り/四万六千日/矢返し/再開/波の女/春浅し<下>火焔/女罰(おんなばち)/酔(すい)/色情/離魂病/愛玩(あいがん)/綿虫(わたむし)/美女

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キャラメルボックス2016ダブルチャレンジ/クロノス・ジョウンターの伝説(梶尾真治・原作)よりと銘打って、昨年、創立30年を迎えたこの劇団が、31年目のチャレンジ第一弾で、120分2作品に、同一出演者14名で2本立て! という企画を実行!!2公演の軸に、「クロノス・スパイラル」

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「ヨイ豊」/梶よう子 読了後、すっかりハマり、まだまだ続く、私の中のお江戸ブーム。こうなると色々引き寄せるらしい。たまたまTVで、箱根の美術館の歌麿の浮世絵「深川の雪」紹介の番組を観、ネットの海をうろうろしていて見つけてしまった!栃木市役所で、この「深

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読了5冊/梶よう子
2016年03月01日01:24

「ヨイ豊」ですっかりハマってしまった作家。浮世絵つながりで、まず読み上げたのが「いろあわせ  摺師安次郎人情暦」(短編5編)両親を亡くした武家の子「安次郎」は、浮世絵の工房「摺長」の「長五郎」の元で育ち、今は指名を受けるような立派な摺り師になった。そんな彼が

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コメント
2016年02月27日16:05

山口智子の産まない告白で「子なしハラスメントが落ち着く」http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=voice&id=3870076 への ルーニーさんの日記http://mixi.jp/home.pl?from=global#!/diary/24573704/1950639258にコメント(笑)私は、野性動物のド

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待ちに待って手に取った作品。ごくごくと吞むようにイッキ読みしてしまい、読後しばし、心地良く文章に酔って、心はお江戸の街をたゆたい……と、ん? ちょっと気付いてしまった。あさのさんの作品って、筋立ては、さほど秀逸ってワケではナイのよネ?他のシリ

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❤ 福 老 ❤
2016年01月27日11:44

我が母…80を過ぎて何年か…大分、体力も記憶力も衰えてきたけれど、それでも、好奇心も食欲も旺盛である。しかし、そんな母と一緒にアチコチ出掛けてくれるお友だちが年々減って、最近、なんとなく家に籠もりがちなので、できるだけ連れ出すように心がけている。そん

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読了3冊
2016年01月23日08:28

「僕と先生」/坂木 司既読「先生と僕」の続編見た物をそのまま記憶するという特技を持つ、本当に気の弱い大学生「井上二葉」くんが、ある契約の上で続けている家庭教師の生徒で、異様に鋭い「瀬川隼人」くんに引きずられるように、暮らしの中で起こるミステリーを解いて

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「ヨイ豊」/梶 よう子
2016年01月19日19:04

江戸時代が終わり、時代は「明治」へ!世は一斉に、西洋化を目指す!江戸時代の日本のモノ、文化、芸術、技術、知識はみな、古く遅れていて…それらを一掃し、イッキに近代化せねばならない!!そうして、日本人は自らの素晴らしい文化を葬った。しかし、日本の文化の素晴

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1/9(土)「渋谷」と言えば、よ〜く知ってる街!どこに行くのも地図は不要!!この数十年、ず〜〜っとそう信じて疑わずに居た。が…この日歩いた「渋谷」は、全く知らない街だった〜。ナヴィゲーターは、この街に学生として4年間通い詰め、かつ、日頃の街歩き&美術館・博

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         さあ、生命の旅へ ―まず!タイトルに惹かれ、メディアに流れる、馬や狼の画像に魅かれ、がんばって、試写会をゲット!1/7(木)大きな期待を胸に出掛けた。結果…画像は素晴らしかった!!!最後の氷河期から“今”までの2万年を、冬-春-夏-秋-そ

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出演:佐久間淳也/陰山泰/有馬自由/有川マコト/海部剛史生津徹/福本伸一/細見大輔 + 日替わりゲスト年末恒例行事 vol.3 と銘打って、今年も敢行!元キャラメルボックス劇団員、細見大輔くんが、同志とも言える役者さんを集めて、出演者が本当に楽しんで

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先輩チーズさんお薦めの本作。表紙の画が、すでにネタバレ!(笑)そう…ある事情があって、石の狛犬さんが、「生き物」となって、“自由”を得たのだ!千葉の郊外の自宅で、1人で設計事務所を構える、「おれ、太刀川 要」は、ある夜、車で移動中、何かを轢いた… ような気が

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