初期における『街道をゆく』の妙味は、一冊の著作にさまざまな街道での話が含まれていることだ。特に筆者の司馬さんの庭先に近い、畿内周辺の街道となると肩の力を抜いて書いているようでそれが心地よく感じられる。たとえば始まりの「洛北諸道」などは、最後
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