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日記一覧
- 2021書評307
- 2021年11月29日19:30
｢朝と夕の犯罪｣ 降田天、角川書店。個人的にはもっと話題になってもいいんじゃないかなと感じています。今年読んだミステリーの中でトップクラス。真相はかなりヘビー、ただ後味はこの真相の割には思ったほど悪くなかった。ただ、フィクションだからいいけど
- 2021書評306
- 2021年11月28日17:56
｢仮面病棟｣ 知念実希人、実業之日本社文庫。本日3冊目。図書館でゆっくり座って読みました。再読。以前読んだ時とほぼ同じ感想になるんだが、怪しい人間を怪しく、いかにも怪しくない人間も怪しく書いているから、こういう作品を読みなれていると裏の裏まで分
- 2021書評305
- 2021年11月28日17:19
｢卑怯者の流儀｣ 深町秋生、徳間文庫。本日2冊目。図書館でゆっくり座って読みました。面白い。決して真面目な刑事ではないが一本筋が通っている、こういう刑事を主人公に個性的なサブキャラたちも交えた悪と正義の狭間で活躍する連作集。深町作品の真骨頂かな
- 2021書評304
- 2021年11月28日14:52
｢わたしたちに手を出すな｣ ウィリアム･ボイル、鈴木美朋訳、文春文庫。本日1冊目。気がついたら逃げざるを得なくなった3人の女性。気がついたら結構人が死ぬ。下品というより自然体という感じ。一気読みできたが、ちょっとイライラするキャラ設定でもあった。
- ジャパンカップ
- 2021年11月28日11:54
今日はジャパンカップ。秋の天皇賞から、3歳馬が強いと判断し、ダービー馬を軸に3連複買います。穴で府中牝馬を勝った馬、牝馬はこのレースと相性いいし、買いだと思います。
- 2021書評303
- 2021年11月27日22:44
｢終活の準備はお済みですか？｣ 桂望実、角川書店。本日2冊目。図書館で借りて読みました。終活ね〜。自分のなかではまだ少し早いかなと思いつつ、今の両親見ると他人事ではない。終活ノートに素直にストレートに実際にあったこと、本音を書けるかな〜？私は多
- 2021書評302
- 2021年11月27日18:58
｢ダブル･ジョーカー｣ 柳広司、角川文庫。本日1冊目。再読。電子書籍。D機関シリーズ第2弾。戦時中の二重スパイとか軍の機密情報とか、普段目にしないテーマだから正直ちょっと難しい話なんだが、このシリーズは苦なく読める。やはりキャラ設定の巧みさと先を
- 2021書評301
- 2021年11月26日21:00
｢倒産続きの彼女｣ 新川帆立、宝島社。本日2冊目。この作家さん、上手いな〜。第1作の主人公を敢えてサブキャラにして、彼女の部下というか同僚を主人公に。まあ、あのキャラだからサブキャラといっても存在感たっぷりだったが。いい意味で個性的なキャラの渋
- 2021書評300
- 2021年11月26日20:48
｢サマーゴースト｣ 乙一、集英社。本日1冊目。久しぶりの乙一作品。やはりこの人の書く小説は相性いいみたい。漫画が原作なの？よく分からないが、ちょっと言い方悪いが何となく漫画っぽい話だと思いながら読んでました。先入観なく小説として読んだ感想として
- 2021書評299
- 2021年11月25日21:57
｢パラダイス･ガーデンの喪失｣ 若竹七海、光文社。若竹さんらしさを満喫できる作品。いい意味で個性的なキャラで密な状態の中に、複数の事件が発生してとにかく読んでて疲れます。しかも事件解決の鍵になる人物、いわゆる主人公がまた独特のキャラ設定。だから
- 2021書評298
- 2021年11月24日22:06
｢強くてうまい！ローカル飲食チェーン｣ 辰井裕紀、PHPビジネス新書。衝動買い、タイトル買いしたんですが、こういう著書を買った時点で勝ち確定、面白く感じるに決まってる。こういう著書を買って読む人は、少なくとも地方チェーン店を全国区のチェーン店より
- 2021書評297
- 2021年11月23日22:51
｢レッドデータ 麻薬取締官･霧島彩��｣ 辻寛之、光文社文庫。本日2冊目。シリーズ第3弾。正直シリーズ重ねるにつれて面白さが薄れてきた気がします。何て言うか、主人公の成長というか経験踏んでいい意味で図太くなって駆け引きするとか、そういうシリーズ重ね
- 2021書評296
- 2021年11月23日18:52
｢塔の断章｣ 乾くるみ、講談社文庫。本日1冊目。再読。超久しぶりに読んだ。一番有名な｢イニシエーションラブ｣より、多分この作品の方が読んだ回数多いな。めちゃくちゃ好みって訳ではないんですが、この手のタイプの作品自体は好みなんですよ。作者お得意のミ
- 2021書評295
- 2021年11月22日22:56
｢むき出し｣ 兼近大樹、文藝春秋。本日2冊目。ある程度兼近さんの過去を知っていれば、この作品が私小説じゃないの？って感じるよね。まあ、知っているといってもネットに書かれていた情報を鵜呑みにしているだけだけど。又吉さんの帯に覚悟という文字がありま
- 2021書評294
- 2021年11月22日22:28
｢この夜が明ければ｣ 岩井圭也、双葉社。本日1冊目。この作品、かなり個性的。個性的という表現が適切なのか分かりませんが、言い方悪いが結構見かけるパターン、設定からこういうラストになるとは正直思わなかった。またまた言い方悪いが、登場人物たちの過去
- 2021書評293
- 2021年11月21日21:41
｢動機探偵 名村詩朗の洞察｣ 喜多喜久、双葉文庫。本日3冊目。シリーズ第2弾。前作読んでから挑戦した方がいいと思います。前作の感想と似てしまうかもしれないが、結構特殊な設定なんですよ。料理に例えるなら、１つのジャンルだけでなく、和洋中全てそつなく
- マイルチャンピオンシップ
- 2021年11月21日13:00
今日はマイルチャンピオンシップ。秋の天皇賞を見る限り、今年の3歳馬はかなりレベル高いと思います。一方でグランアレグリアは距離適性の差で負けたが、無理やり抑えたりしないレースだったから、1600mに短縮になっても問題ないと思います。だから、グランア
- 2021書評292
- 2021年11月21日12:50
｢能面検事は奮迅｣ 中山七里、光文社。本日2冊目。シリーズ物らしいが前作読んでいなくても全く問題なし。途中まではあの事件をモチーフにしてるよねって感じながら読んでましたが、途中からは殺人事件の方にシフトして、気がついたらいつもの中山どんでん返し
- 2021書評291
- 2021年11月21日12:21
｢チグリジアの雨｣ 小林由香、角川春樹事務所。本日1冊目。なんか、たまに見かけるパターンだったかな。正直、ミステリー感はほとんど感じないまま終了したかな。しかも一時期流行った(さすがに言い過ぎかな)唐突に主人公の側に現れて、不思議且つ市新な発言を
- 2021書評290
- 2021年11月20日22:56
｢遺跡探偵･不結論馬の証明 世界七不思議は甦る｣ 蒼井碧、宝島社文庫。本日2冊目。電子書籍。ミステリー、この言葉は単純に推理小説だけを定義する言葉ではない、これを端的に表しているのがこの作品。世界七不思議についての推理というか蘊蓄というか、とにか
- 2021書評289
- 2021年11月20日19:00
｢女副署長 緊急配備｣ 松嶋智左、新潮文庫。本日1冊目。文庫書き下ろし、シリーズ第2弾。第1弾より登場人物たちのクセがあまり感じられず読みやすかったかな。個性的なキャラ設定ではあったので、いい意味で作品に入りやすかった。事件の真相は坂口安吾さんの｢
- 2021書評288
- 2021年11月19日23:53
｢シンプル思考｣ 里崎智也、集英社新書。本日2冊目。里崎さんは確かに解説者以外の顔を持つ多才な人が、という感じはします。しかも野球以外の仕事を楽しそうにこなしている気がします。野球の話というより、本人に生き方、考え方の話で、失礼な言い方だが、予
- 2021書評287
- 2021年11月19日23:40
｢ブラックガード｣ 木内一裕、講談社。本日1冊目。このシリーズ、読んだことあるな〜。この2人の絶妙な関係性がいいんだよな〜。ミステリーとしては非常に面白かったと思います。一見簡単に想像つきそうな雰囲気から、結局想定外の真相へつれていかれる。いい
- 2021書評286
- 2021年11月18日22:17
｢ecriture 新人作家･杉浦李奈の推論｣ 松岡圭祐、角川文庫。本日2冊目。まあ、ミステリーに重きおく、ミステリー重視で読めば文学の知識･造詣がなくても問題なく読めます、楽しめます。知識やセンスが皆無の私が楽しめたのだから。主人公の家族との微妙な距離
- 2021書評285
- 2021年11月18日22:04
｢妻の罪状｣ 新津きよみ、実業之日本社文庫。本日1冊目。超久しぶりに新津さんの作品を読みました。バナナの皮のフレーズ、表紙に必要？って感じながら読んでました。短編集なんですが、正直個人的には当たり外れの差が大きかったかな。久しぶりに読んだから、
- 2021書評284
- 2021年11月17日22:33
｢仮面｣ 伊岡瞬、角川書店。かなり日本のミステリー、サスペンス作品は幅広く読んでいると勝手に自負しているが、伊岡作品は案外読んでいない。だから、作品に対してイメージ、先入観がほとんどないんです。だからこの作品が伊岡さんらしさ満載なのか、新たな
- 2021書評283
- 2021年11月16日21:48
｢雷神｣ 道尾秀介、新潮社。あ〜、なるほどね〜。ネタバレになるから詳しく書けませんが、これから書くのはただの負け惜しみです。正直全く想像つかない真相ではなかった。いつもならもしかしたら作者の意図に気づいたかもしれないが、今回は全く気づかず。い
- 2021書評282
- 2021年11月15日21:26
｢兇人邸の殺人｣ 今村昌弘、東京創元社。まずは、さすが今村さん、と書かせていただこう。正直、ミステリーよりホラー系冒険物？って感じはしないでもない。映画化が向いてる、どうやって逃げ切るか、誰が犠牲になるのか、こういう視点で見るとミステリーなの
- 2021書評281
- 2021年11月14日17:53
｢陽気なギャングが地球を回す｣ 伊坂幸太郎、祥伝社文庫。本日4冊目。図書館本。再読。久しぶりに軽いタッチの伊坂作品読みたくなってこの本を手に取りました。映画化されて映画も観たはずなのに、覚えていたのは佐藤浩市だけ、他の出演者もストーリー展開もす
