2021書評306

｢仮面病棟｣ 知念実希人、実業之日本社文庫。

本日3冊目。

図書館でゆっくり座って読みました。

再読。

以前読んだ時とほぼ同じ感想になるんだが、怪しい人間を怪しく、いかにも怪しくない人間も怪しく書いているから、こういう作品を読みなれていると裏の裏まで分かっちゃうんだよな〜。

ただ、ある程度真相が分かったとしても楽しめる作品だから、人気があるのも頷けますね。

病院でこういう手術を行うということがどこまで秘密裏にできるのか、警察がマヌケ過ぎる、この2点を許せれば名作、許せない人は評価低いのかな。

100点満点中70点。