「わたしたちに手を出すな」 ウィリアム・ボイル、鈴木美朋訳、文春文庫。
本日1冊目。
気がついたら逃げざるを得なくなった3人の女性。気がついたら結構人が死ぬ。下品というより自然体という感じ。一気読みできたが、ちょっとイライラするキャラ設定でもあった。
海外作品苦手だが読みやすかった。正直先を読みたいストーリー展開というより、3人の女性の1人、ウルフスタインの言動が気になって読んでいた感じ。このタイプの登場人物の出来で作品の良し悪しが決まると思うので。結果私好み。何となく想像つくラストだが、彼女がいたことで成立した作品。映画化されたら彼女を演じた女優が最優秀助演女優賞を受賞しそうだな。
100点満点中70点。
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