珍しい国を題材にしたせいか、ここのところビックリするほど多数のお客様が私の日記を見て下さいました。ありがとうございます。 この連載にはちょっと下心があって。うん、つまりね、こんなに美しい国の兄弟国が直面した現実に、最近どうしようもない焦燥
ブータンはまだ微妙に鎖国中で、外国人の自由旅行は認められていません。何年か前まで入国できる外国人の人数制限があったのですが、今はビザ許可と、唯一の空からの入国方法であるドゥック航空の座席さえ押さえられれば、何人でもOKになってます。 入国許
なぁんでこんなに人が好いかなブータン‥‥ いや、全国これ田舎で、みんな顔見知りだから鍵かける習慣なんかないよーん、って感覚は分らないでもないですが。ないですが、それにしたって人が好すぎないかオイ!? 初日にして荷物に鍵を掛けるのがバカバカ
他の国ではこんな存在見たことなかった、ブータンの各県の中心地「ゾン」。 うーん、適当な日本語訳が見付かりません。街道からほど近い丘陵地や川が二股に分かれる要所にあって、城壁に囲まれていて、巨大な木造建築で、壁は白く、窓や屋根は落ち着いた極
憧れてた憧れてた「ヒマラヤの青い芥子」はですね‥‥ 山登りしないと見れないんですよ‥‥(号泣) いちお高度が低くても栽培できる技術は確立してて、日本の植物展にも登場する事がありますが。でも見たかった、咲き乱れる野生のブルーポピーを見たかっ
ここから数回は、写真を紹介する為の簡単な文章で。3枚までってけっこーキツいのよ‥‥ 1枚目。ブータンの男性の正装は「ゴ」と言います。世界ふしぎ発見とかで散々話題になってますが、とにかく和服とそっくり。着る時に襟を後ろに抜かないだけで、作り
GNH(国民総幸福量)って言葉、ご存知でしょうか。 GNP(国民総生産)と対照する、「豊かさ」というものの考え方です。最近、先進諸国でもよく使われるようになってきました。いっくら国が金で肥えても、国民が幸せでなければその国は豊かではない、という
チベット、ブータン、シッキム、ラダック、ネパールに分布する「チベット仏教」別名ラマ教。 ブッダよりも高僧の方を崇拝するのでラマ(師)教という別名が付けられているのですが、中の人達はこれが正式な仏教だと信じているので、あんまりそこいらツッコ
チベット周辺と言えばバター茶が有名です。 茶を煮出して、バターを入れて、ガシガシかき混ぜて、塩を入れる。見た目ミルクティーですが、えー、外国人にはものすご〜く不評なようで‥‥ 茶だと思うからいかんのよ。薄いポタージュが出てきたと思えば美味
ブータンに「お墓」はありません。あるのは「仏塔」。高僧を偲んで建設された5階建てのものから、遺骨を粉にして練って作った数センチのものまで、その姿は様々です。 物悲しく、壮麗で、静謐な白い塔。死者を悼みながら、生者は生きている意味を考えます
何日かかけて、07年3月の旅行記を上げる事にしました。 文章そのものは去年夏には書いてあったんだけどね、写真の選択とか難しくて^_^;;まー、興味のある方だけお付き合い下さい。**** 秘境ブータン、その地理を一言で言うならば、 断 崖 絶 壁