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日記一覧
- 今日の本棚690♪
- 2020年09月30日21:47
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「鬼蟻村マジック」二階堂黎人文藝春秋（文春文庫）会社の先輩臼田竹美に実家で婚約者のふりをしてほしいと頼まれた水乃サトルは、長野県の北端にある寒村・鬼蟻村を訪れ、連続殺人事件に巻き込まれる。村に残る鬼伝説と、昭和十三年に起きた不可思議な密室か
- 今日の本棚689♪
- 2020年09月29日15:42
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「怪盗紳士」モーリス・ルブラン（原作）南洋一郎（文）ポプラ社（文庫版）ルパンシリーズの一作目。児童向けのポプラ社、新訂の文庫版ですね。文庫といってもサイズはA5変形くらいかな。ソフトカバー。私が子供の頃に読んだのは、この前の旧装丁のものですね
- 今日の本棚688♪
- 2020年09月28日17:49
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「人面屋敷の惨劇」石持浅海講談社東京都西部で起きた連続幼児失踪事件。我が子を失った美奈子はじめ六人の被害者家族は、積年の悲嘆の果てにかつて犯人と目された投資家、土佐が暮らす通称『人面屋敷』へと乗り込む。本当に狂気の一冊なんですけど、それでも
- 今日の本棚687♪
- 2020年09月27日22:13
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「幻獣遁走曲」倉知淳東京創元社（創元推理文庫）副題は「猫丸先輩のアルバイト探偵ノート」猫丸先輩シリーズの三作目。五話の連作短編集。此方は、再読になります。相変わらず何事も楽しそうな猫丸先輩。風変わりなアルバイトの最中、事件に巻き込まれます。
- 今日の本棚686♪
- 2020年09月26日23:47
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「中国の妖怪」中野美代子岩波書店（岩波新書）これは完全にジャケ買い、というかタイトル買いだったのですが、いやぁ良い買い物をしましたね。初版発行は1983年の本ですが、とても読みやすく知的好奇心をそそる文章。無論、岩波書店ですし、中国文学を専攻し
- 今日の本棚685♪
- 2020年09月25日19:18
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「緑金書房午睡譚」篠田真由美講談社高校に通わなくなって数ヶ月。十六歳の木守比奈子は大学教授である父が研究休暇でイギリス行きを決めたため、古本屋「緑金書房」に居候をすることとなる。謎めいた店で手伝いをする比奈子は、一人になると不思議な気配や視
- 今日の本棚684♪
- 2020年09月24日19:35
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「妖怪文藝＜巻之壱＞モノノケ大合戦」東雅夫（編）小学館（小学館文庫）神話・伝承・古典から、文豪の名作、現代人気作家の作品まで、日本文学に登場した物の怪たちが一堂に会する＜妖怪文藝＞シリーズの第一弾。要するに、妖怪アンソロジーですね。藤原審爾
- 今日の本棚683♪
- 2020年09月23日22:18
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「サイモン・アークの事件簿 �供廛┘疋錙璽鼻�D・ホック木村二郎（訳）東京創元社（創元推理文庫）シリーズの二作目。八話の中短編が収録されています。「真鍮の街」がちょっと長めの中編で、読み応えあり。巨大な真鍮工場が街の収益や就業を担っている、ある
- 今日の本棚682♪
- 2020年09月22日20:21
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「かまいたちの夜 挟み忘れた栞」我孫子武丸セガ×チュンプロジェクト（セガミステリー文庫）「かまいたちの夜」おまけストーリーのゲームブックです。そうですね、元ネタゲームを未プレイの自分が読んだのがそもそもの間違いだったんだと思います……。まず
- 今日の本棚681♪
- 2020年09月21日20:35
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「語り女たち」北村薫新潮社（新潮文庫）海辺の街に小部屋を借りて、潮騒の響く窓辺に寝椅子を引き寄せ横になり、訪れた女の話を聞く。さまざまな女が男に自分の体験を語り始める。緑の虫を飲み込んだという女、不眠症の画家の展覧会での出来事、詩集で結ばれ
- 今日の本棚680♪
- 2020年09月20日20:13
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「退職刑事 4」都筑道夫徳間書店（徳間文庫）退職刑事シリーズの五作目。七話の連作短編集。徳間文庫版だと「退職刑事健在なり」が間に入るから、四巻が五冊目になるんですよね。今回は「凧たこあがれ」で退職刑事が現職だった頃の事件が語られたり、「五七五
- 今日の本棚679♪
- 2020年09月19日20:27
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「上海幻夜 七色の万華鏡篇」藤木稟徳間書店（徳間ノベルス）ここは上海、魔法の都市だ。回転するたび、万華鏡のようにその姿を変える上海。二十世紀初頭、列強各国のスパイや地下組織がしのぎを削っていた魔都・上海で、五歳の少年朱雀が見たものは。朱雀十
- 今日の本棚678♪
- 2020年09月18日23:41
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「睫毛の虹」金子みすゞ（詩）よしだみどり（訳・絵）JULA出版局金子みすゞの詩と英訳を載せた絵本です。英訳もシンプルな単語を使い、子供に親しみやすいものになっています。改めて詩を読むと、子供の視点からの無邪気さと垣間見える無情さに、はっとします
- 今日の本棚677♪
- 2020年09月17日20:16
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「亜愛一郎の転倒」泡坂妻夫東京創元社（創元推理文庫）亜愛一郎シリーズの二作目。八話の連作短編集。名探偵名鑑が出たら必ずトップバッターになる名探偵（名字が亜です）背が高く色白で、気品のある目鼻立ち。身に付ける物もセンスが良く、俳優やモデルにも
- 今日の本棚676♪
- 2020年09月16日22:41
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「退職刑事 ３」都筑道夫徳間書店（徳間文庫）退職刑事シリーズの三作目。七話の連作短編集。今回はサブタイトルが全て「○○の死体」となっていて、統一感がありますね。表紙絵は「大魔術の死体」から。電話ボックスの中にいた男が銃で撃たれたのに、周囲の
- 今日の本棚675♪
- 2020年09月15日18:59
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「踊るジョーカー 名探偵 音野順の事件簿」北山猛邦東京創元社音野順の事件簿シリーズの一作目。五話の連作短編集。実を言うと山本小鉄子氏のコミカライズ版を先に読んでいたのですが。改めて原作を読んで、いや〜良いですね。一つ一つ丁寧に考えられた物理ト
- 今日の本棚674♪
- 2020年09月14日22:33
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「荒神」宮部みゆき新潮社（新潮文庫）時は元禄、東北の小藩の山村が一夜にして壊滅した。隣り合い、いがみ合う二藩の思惑が交錯する地で起きた厄災。村から逃げ延びた少年から語られた真相は、想像を絶するものだった。以前NHKでスペシャルドラマ化されたん
- 今日の本棚673♪
- 2020年09月13日23:27
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「中野京子の西洋奇譚」中野京子中央公論新社「夫人公論」にて連載されていたエッセーを纏めたもの。西洋で有名な、未だ科学的には解明されていない事件や謎を、絵画と共に紹介しています。表紙の絵画はアルベール・ジョゼフ・プノー「サバトへの出発」身体中
- 今日の本棚672♪
- 2020年09月12日23:40
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「遠野物語remix」京極夏彦柳田國男株式会社KADOKAWA（角川文庫）遠野物語を読みやすく口語訳にし、順序も再構成した一冊。とにかくするすると読みやすい。一つのエピソードが一、二ページ程で、さくさく読み進められます。同じ地域の話をまとめてあったり、
- 今日の本棚671♪
- 2020年09月11日21:25
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「死人にグチなし」黒崎緑東京創元社（ミステリ・フォー・ユー）四話の連作短編集。タイトルでお分かりの通り、ノリとしては「しゃべくり探偵」の系譜。関西出身と関東出身の凸凹女性ライターコンビが、遭遇する事件の謎を軽快に解き明かす。おまけに著者のミ
- 今日の本棚670♪
- 2020年09月10日19:11
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「死体の冷めないうちに」芦辺拓双葉社自治警特捜シリーズの一作目。七話の連作短編集。誘拐犯が人質の命を握ったまま記憶喪失になってしまったら？とか、目撃者の目の前で起きた殺人事件が何故か報道もされず警察官もそんな事件はなかったと言う、などなど。
- 今日の本棚669♪
- 2020年09月09日19:10
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「殉教者は月に舞う 十二宮探偵朱雀 蟹座」藤木稟光文社（カッパ・ノベルス）最新鋭の化学設備を誇り、『現代の魔窟』とも称される異形の実験島で続く怪事件。衆人環視の中、口から炎を吹き上げて研究所所長は絶命した。新人刑事の柏木サクラは真相解明に情熱
- 今日の本棚668♪
- 2020年09月08日19:41
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「怪盗ニックを盗め」エドワード・Ｄ・ホック木村二郎（訳）早川書房（ハヤカワ・ポケット・ミステリ）怪盗ニックシリーズの二作目。刊行順としては二作目？時間軸としては三作目になるような気もするけど…。文庫とポケミス混在してるのでよく分からない（記
- 今日の本棚667♪
- 2020年09月07日18:56
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「暗闇神事 猿神の舞」藤木稟徳間書店（徳間ノベルス）昭和十三年、戦況が深刻化するのと比例して、猟奇的な犯罪が頻発する帝都。浅草で人気の歌舞伎一座では、襲名の儀式の最中、家宝の神刀で一族のひとりが惨殺される。一方隅田川界隈では、人々を震撼させ
- 今日の本棚666♪
- 2020年09月06日23:38
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「江戸学講座」山本博文逢坂剛宮部みゆき新潮社（新潮文庫）武士の台所事情や出世競争、治安維持や災害対策などなど、江戸時代のあれこれを教えてくれる一冊。PHP研究所より刊行された「山本博文教授の江戸学講座」を改題文庫化したものです。東大史料編纂所
- 今日の本棚665♪
- 2020年09月05日19:14
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「ブック・ジャングル」石持浅海文藝春秋（文春文庫）子供の頃の思い出の場所、市立図書館が閉鎖されたことを知り、沖野は見納めのため友人と深夜の図書館に忍び込む。同じように忍び込んだ高校を卒業したての女子三人組と遭遇するが、彼ら不法侵入者達には予
- 今日の本棚664♪
- 2020年09月04日22:49
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「凶鳥の如き忌むもの」三津田信三原書房鳥坏島という絶海の孤島で、鵺敷神社の巫女が行なう鳥人の儀。十八年前に先代巫女が儀を行った時、拝殿内から巫女は姿を消し、調査に同行した民族研究所の六人も島から姿を消した。再び儀が行われると聞き、刀城言耶は
- 今日の本棚663♪
- 2020年09月03日13:46
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「厭魅の如き憑くもの」三津田信三講談社（講談社文庫）神々櫛村。二つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた土地。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。刀城
- 今日の本棚662♪
- 2020年09月02日22:05
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「御子を抱く」石持浅海河出書房新社平和な新興住宅地であるこの町の住民の多くは、ある人物を師と仰ぐ集団の『門下生たち』によって占められていた。彼らは師亡き後も、その清廉な教えに恥じぬよう行動し、なんとか結束を保っていた。目覚めぬ遺児『御子』を
