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日記一覧
- 今日の本棚598♪
- 2020年06月30日10:44
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「モップの精は深夜に現れる」近藤史恵実業之日本社（ジョイ・ノベルス）清掃員探偵キリコシリーズの二冊目。連作短編四話が収録されています。様々な職場で清掃するキリコが出会う、新しい人物と事件。一話目の「悪い芽」が象徴的ですが、悪い方悪い方に思い
- 今日の本棚597♪
- 2020年06月29日04:05
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「医療防衛ーなぜ日本医師会は闘うのか」今村聡海堂尊角川書店（角川oneテーマ21）医師であり作家の海堂尊氏と、日本医師会常任理事である今村聡氏の対談。ただ読者にも分かり易いよう、螺鈿迷宮シリーズの天馬と別宮が聞き手となっています。テーマは医療と
- 今日の本棚596♪
- 2020年06月28日14:58
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「名短編、さらにあり」北村薫・宮部みゆき（編）筑摩書房（ちくま文庫）「名短編、ここにあり」に続くアンソロジー第二弾。十二話が収録されています。前回のインパクトも相当なものでしたが、今回もここで出会わねば一生読めなかっただろうな、と思う不思議
- 今日の本棚595♪
- 2020年06月27日09:47
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「百物語の怪談史」東雅夫角川学芸出版（角川ソフィア文庫）同朋舎より刊行された単行本「百物語の百怪」を、改題文庫化したもの。アンソロジー、エッセイ、ブックガイドの三部構成で、百物語と本朝怪談文学史の関わりを解説していきます。いやぁ怪談好きには
- 今日の本棚594♪
- 2020年06月26日09:48
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「サム・ホーソーンの事件簿 �掘廛┘疋錙璽鼻Γ帖Ε曠奪�木村二郎（訳）東京創元社（創元推理文庫）＜Dr.サム・ホーソーン＞シリーズの三冊目。十二話＋ノンシリーズの短編一話が収録されています。何故か二巻を読み途中でほっぽらかして、この三巻を読み終え
- 今日の本棚593♪
- 2020年06月25日10:09
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「日本庭園殺人事件」エラリー・クイーン石川年（訳）角川書店（角川文庫）女流作家カーレン・リースがアメリカの有名な文学賞を受けた。版元はワシントン・スクェアにある彼女の豪華な日本庭園で祝賀会を催す。しかしその後、彼女は謎の死を遂げ……。表紙の
- 今日の本棚592♪
- 2020年06月24日12:57
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「猫は知っていた」仁木悦子ポプラ社（ポプラ文庫ピュアフル）植物学専攻の兄・雄太郎と音大生の妹・悦子が引っ越した下宿先の医院で起こる、連続殺人事件。現場に出没する黒猫は何を見たのか？推理マニアの凸凹兄妹探偵が、事件の真相に迫る。ようやく読みま
- 今日の本棚591♪
- 2020年06月23日10:57
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「妃は船を沈める」有栖川有栖光文社（カッパ・ノベルス）妃と綽名される彼女の周りには、いつも若い男たちが集まっていた。不可解な二つの事件の背後には、色濃くこの女性の気配が。火村とアリスは、二年半越しにこの二つの謎を解き明かす。火村＆アリスシリ
- 今日の本棚590♪
- 2020年06月22日18:16
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「ホラー・コネクション」高橋克彦角川書店『高橋克彦迷宮コレクション』は、各出版社からばらばらに刊行されていた小説以外の作品を集めたシリーズ。此方は著者が様々なホラー作家と恐怖について語り合った対談集。雑誌も時期もばらばらだし、書き下ろし的な
- 今日の本棚589♪
- 2020年06月21日10:58
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「黒後家蜘蛛の会 ３」アイザック・アシモフ池央耿（訳）東京創元社（創元推理文庫）大好きなシリーズのこれまた再読。十二話の短編が収録されています。「ロレーヌの十字架」に登場する某有名店は日本には馴染みのないものですが、看板を検索してみたら本当
- 今日の本棚588♪
- 2020年06月20日09:55
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「ヘルたん」愛川晶中央公論新社（中公文庫）両親の破産で一家離散となった主人公は、浅草の元名探偵・成瀬老人宅の居候となる。そこへ偶然ヘルパーとして現れたのが、かつて淡い恋心を抱いていたヤンキーの先輩。主人公はヘルパーを目指しつつ、成瀬氏の探偵
- 今日の本棚587♪
- 2020年06月19日17:59
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「ワールド・ウォー・ロボット」アシュレイ・ウッド（文・絵・装丁）Ｔ・Ｐ・ルイーズ（文）角家健太郎（訳）パイインターナショナルワールド・ウォー・ロボット（WWR）は、オーストラリア在住のアーティストであるアシュレイ・ウッド氏と、香港のフィギュア
- 今日の本棚586♪
- 2020年06月18日10:25
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「女王国の城」有栖川有栖東京創元社大学に姿を見せない江神を案じて、推理小説研究会のメンバー四人は宗教団体＜人類協会＞の聖地へと訪れる。＜城＞と呼ばれる総本部で殺人事件が発生。囚われの身となった一行は、脱出と真相究明を試みる。読み応えのある本
- 今日の本棚585♪
- 2020年06月17日19:45
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「本格推理�Ｌ袖椶了�人者たち」鮎川哲也（編）光文社（光文社文庫）鮎川哲也氏が編集した、公募型の本格ミステリアンソロジー。文庫の雑誌という形式で、三巻では十三編が収録されています。アマチュアの公募型とは言いつつ、かなりのクオリティの高さなんで
- 今日の本棚584♪
- 2020年06月16日10:12
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「シートン（探偵）動物記」柳広司光文社『シートン動物記』の著者アーネスト・トンプソン・シートン氏が名探偵だったら、という本格ミステリ。七話の連作短編集。もうね、最高という言葉しか見つからないんですよ。最高of最高。すいませんFGOで最推しが新宿
- 今日の本棚583♪
- 2020年06月15日11:08
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「超時間術」メンタリストDaiGo実務教育出版副題は「週40時間の自由をつくる」再就職するまでの今の内に、普段中々読まないビジネス書関連も読んでおきたい。そして再就職を潤滑に進めたい！と手に取りました（笑）最近動画を見る時間も増え、著者の動画が面
- 今日の本棚582♪
- 2020年06月14日11:32
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「本格ミステリ・クロニクル300」探偵小説研究会（編著）原書房タイトル通り、2002年発行の本格ミステリのガイドブック。1987年に出版された綾辻行人「十角館の殺人」を皮切りに、約15年間年代別に300冊の本格ミステリを紹介、解説しています。単純なベスト作
- 今日の本棚581♪
- 2020年06月13日21:56
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「Ｋの日々」大沢在昌双葉社三年前に起きたやくざの組長誘拐。消えた身代金。Ｋと呼ばれる女は、事件の真相を知っているのか。主人公である裏の探偵・木の正体が一向に分からず、良い奴なのか悪い奴なのか、読者は結構長いこと宙ぶらりん状態で読み進めるので
- 今日の本棚580♪
- 2020年06月12日18:54
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「夢の迷い路」西澤保彦光文社読書熱中少女エミールと、おバカ映画フリーク少年ユッキーの、高校生コンビが活躍する連作短編集の第二弾。四話の短編が収録されています。高校生二人の微笑ましい青春物っぽさもありながら、事件はガチの本格ロジカルなのが嬉し
- 今日の本棚579♪
- 2020年06月11日23:08
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「黒武御神火御殿」宮部みゆき毎日新聞出版三島屋変調百物語シリーズの六作目。おちかが嫁に行き、聞き手が本格的に富次郎に代替わりしました。四編が収録されています。一話目、二話目も相当に恐ろしい話なのですが、やはり本の厚みの半分は使っている表題作
- 今日の本棚578♪
- 2020年06月10日23:30
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「モップの精と二匹のアルマジロ」近藤史恵実業之日本社（ジョイ・ノベルス）清掃作業員探偵キリコ、シリーズの四冊目にして初の長編。ひょんなことからある人物の浮気調査を頼まれてしまったキリコが、事件に巻き込まれていく。こんがらがった内面の悩みが事
- 今日の本棚577♪
- 2020年06月09日21:56
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「朝霧」北村薫東京創元社これも再読ですね。円紫師匠と私シリーズの五作目。中編三話が収録されています。「走り来るもの」が好きです。リドルストーリーに弱いんですよね。落語の「たちきれ線香」についても出てきます。これ読んでから米朝師匠や文枝師匠（
- 今日の本棚576♪
- 2020年06月08日15:03
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「あなたの心を操る隣人たち」ジョージ・サイモン秋山勝（訳）草思社副題は「忍びよる「マニピュレーター」の見分け方、対処法」。文庫版では「他人を支配したがる人たち」に改題されています。臨床心理学者である著者が、潜在的攻撃性パーソナリティーを相手
- 今日の本棚575♪
- 2020年06月07日16:12
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「マカロンはマカロン」近藤史恵東京創元社ビストロ・パ・マルシリーズの三冊目。八話の連作短編集。今回も美味しそうなメニューが目白押し。お客さんが、初めての食との出会いで美味しいと目を輝かせているシーンっていいですよね。ただ読んでるだけの此方も
- 今日の本棚574♪
- 2020年06月06日11:59
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「天使はモップを持って」近藤史恵実業之日本社（ジョイ・ノベルス）新人社員・大介と、女性清掃作業員・キリコが解決するオフィスの謎。八話の連作短編集。裏方の存在で、普段は意識されない清掃作業員。だからこそ、陰に潜む人間関係やゴミから分かる裏事情
- 今日の本棚573♪
- 2020年06月05日19:35
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「川に死体のある風景」歌野晶午・他東京創元社川と死体を題材に、六人の作家が競作したアンソロジー。元々はwebのe-NOVELSと、雑誌ミステリーズ！での連動企画で、その後書籍化したもの。確かこの時、有栖川有栖の作品がまだご本人の単行本には未収録で、し
- 今日の本棚572♪
- 2020年06月04日21:02
「挑戦者たち」法月綸太郎新潮社何の予備知識もなく読み始めたので、度肝を抜かれました。本格ミステリではお馴染みの『読者への挑戦』が100本収録されています。架空のミステリ本の『読者への挑戦』が次から次へと手を変え品を変え…。え？これ仕掛けとかあ
- 今日の本棚571♪
- 2020年06月03日16:53
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「マザーグースは殺人鵞鳥（マーダー・グース）」山口雅也原書房これも好きで何度も読み返しています。三部に分かれていまして、マザーグースが登場するミステリの紹介、ミステリに登場する面白いキャラクターの紹介、ミステリの住宅事情などが特集されていま
- 今日の本棚570♪
- 2020年06月02日15:57
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「有栖の乱読」有栖川有栖メディアファクトリー著者の初エッセイ集。三部に分かれておりまして、著者が人生で触れて来た印象的な作品、ミステリ100冊、自著の解説が紹介されています。これ見ても、まだまだ読んでない名作が多いことを痛感…！嬉しくもあり怖
