今回の『街道をゆく』は、精妙な短編集を彷彿とさせる読み応えがある。とはいえ、すべての紀行文に触れるには紙幅が足りない。四編あるうちから最後の"砂鉄のみち"を拾い起こしてみる。わが国に稲作が急速に伝播した背景として、鉄の存在を抜きには語
続きを読む
ログインでお困りの方はこちら
mixiニュース一覧へ