辻邦生の初期短編集。南米を舞台に、負傷して半死半生のゲリラ兵と彼を看病する女性の想い、意識の流れが、切れ目ない文章で交互に現れる実験的な作風の『叢林の果て』。フランスから日本へ向かう船中で出逢った、貧窮と悲惨の中に進み入ろうとする修道女マ
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