知らぬ間に背の丸まりて歩きゐるガラス戸ごとにわが身の映る 池田祥子閉ざされし穴の暮らしの妖しさは忘れ難しも『砂の女』よモナリザの微笑みわたしを拒みたり組まれしもろ手も開かれぬまま犇めける卵かと見る柘榴の実あるかなきかに透きとおる赤さわさ
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