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2008年11月16日16:03

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【オーディオ】オフ会@ダイハードマン氏邸

昨日午後はマイミクのダイハードマンさんに招かれてご自宅のホームシアターにてピュア・オーディオの試聴会。参加者はPさん。この三人はデジタル・パワーアンプeAR1001繋がりである。

ダイハードマンさん邸は横浜市の郊外、私鉄沿線の閑静な宅地の一角に建つ瀟洒な新築ハイグレード低層マンションという絶好のロケーションで、都心までは少々時間が掛かるものの住むための環境としては抜群だ。私は六角橋で家族とラーメンを食べた後、横浜駅前で用事を二つ済ませて私鉄駅に向かった。たまたま目的の駅まで直通する優等列車が到着したので飛び乗った。

ダイハードマンさんはリビングを改造し、3管プロジェクターと大型スクリーンを擁する大規模なホームシアターを構築されているAVのエキスパートであるが、ピュア・オーディオにも力を入れられており、少し前にフロントのメイン・スピーカーとしてダイヤトーンのDS-2000Zを導入された。今回のオフ会の主眼はこのスピーカーの鳴り具合を確認しようと言うもの。

ダイハードマンさんはAV以外では普段はジャズを中心とした現代物を聴かれているが、余り聴く機会がないと仰るクラシックでも試してみたいとのことで、私なりに選んだ課題盤を何枚か持ち込んだ。

ピュア系のデジタル系システム構成は、入力SACDPが休眠中のソニーSCD-1に代わりPさんから貸与のSCD-777ES、プリがデンオンPRA-2000RG、パワーがAcoustic Reality eAR1001、そしてダイヤトーンのDS-2000Zとなってる。

最初にWilson AudioのジャズのデモCD(Eddie Graham、Ds)を掛けたがそれなりの実在感で骨格の太い音が鳴っていた。そこで、まずはピアノ独奏の録音 http://musicarena.exblog.jp/7468361 を掛けたのだが、ローレベルが殆ど聞こえずワンワンと五月蠅い鳴り方をした。これは完全な破綻現象でありこの時点ではエージング不足を疑って暫く音出しをしていたのだが症状は殆ど改善されない。次はプリの分解能が疑われる中、なんとPさんは現用の自作ミニプリを持参されていたので、急遽プリ交換を敢行。切り替えて15分、ディテールも見事な鳴りっぷりに変貌、本来のスタインウェイが精密に鳴るようになった。

次にPコンの模範的な録音 http://musicarena.exblog.jp/7447677/ を掛けたのだが、今度は空間が拡がりすぎてVnがキンキン・キラキラとエージング不足の様相を呈し、これはいけない。これよりも穏やかな音質傾向の録音 http://musicarena.exblog.jp/9430367 でエージングを進めると20分ほどで弦セクション全体がしっとりとしてリアル楽器の音質を取り戻してきた。次に前のドゥ・ラ・サールに戻すもやはりどこか腰高の音でしっくり来ない。それよりも独奏Tpが死んだような元気ない音で困った。金管隊のエージングが必要のようでダイハードマンさんに幾つかCDライブラリから選んでもらって掛けたがさしたる効果なし。

私の思い付きで、マイルス・デイヴィスのアルバムはないかと尋ねたところ程なく名盤中の名盤 http://www.hmv.co.jp/product/detail/852641 が出てきた。これはLP時代以来永らく聴いていなかった超高音質&超絶演奏のオールスター盤で、エージングには恐ろしく効きそな気配だ。

案の定、これは麻薬的な効き方で金管の鳴り具合は完全に正常化され、残りのサックス系やウッドベースも躍動感を急激に取り戻したのだ。それではということでドゥ・ラ・サールに戻すと、あら不思議、完璧に音場空間が拡がり、独Tpが嘘のように朗々と鳴り響き強烈なビームを放っているではないか。

俄然調子が上がってきたDS-2000Zシステムで掛けたのはソニーとしては久し振りの好録音であるバイバ・スクリデの録音 http://musicarena.exblog.jp/9973064/、超絶技巧ピアニスト=ギュルスィン・オナイの録音 http://musicarena.exblog.jp/10073603/、そして暫定世界一のSACD http://musicarena.exblog.jp/10013114/、そして到着したばかりのAccentusの新譜などだが、いずれも破綻なくスムーズでブロードな鳴りっぷりを披露してくれた。この状態で欠点を探し出すことはもはや困難なほどの完成度であった。

その後、ピュア・オーディオを打ち上げ、ご自慢の三菱製3管プロジェクターによる細密動画を楽しませて頂いた。私自身はこの方面には疎いのであるが素人目から見ても大迫力画面は素晴らしく、まるで映画館にいるような風情だった。

ダイハードマンさんの構成コンポーネントはどれもが高性能だが、一点だけ浮かび上がった唯一の課題はプリの分解能と言え、これを今後どうするかという点が重要だろう。ジャズなどにおいてもより一層の品位向上を目指すのならば避けては通れない部分ではなかろうか、と感じた。だが、PRA-2000RGの能力で眠っている潜在部分があるとするならばこれを引き出すことにチャレンジする価値もあるだろうし、何とも微妙なところである。

ということで実に楽しい、意義ある半日であった。

お疲れ様でした&ありがとうございました>ダイハードマンさん、Pさん
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