去年も興味深く鑑賞して廻ったのであるが、製品意匠デザイン・イニシアチブという分野がある。これは、世の中に出ていて商業的に流通している商品の意匠を企画〜パッケージ化までをシミュレートするものであり、見た目、どこかの店舗にそのまま売って商品であるかの錯覚を覚える精巧なものだ。
この写真にある製品(=作品)は、レゴに代表されるいわゆる「ブロック」玩具の提案商品で、名付けて「プラグイン」という。パッケージデザインも秀逸で(写真の写りが悪くよく見えないが・)デパートの玩具売り場に平積みにされていたら思わず手にとって眺めてしまうであろう精巧さだ。製品発売元の表記、製造上の原材料等のデータ、注意事項や価格、バーコード、QRコードまでが流通している現物にそっくりだ。
中味の組立例が展示してあったが、これらをよく見るとどこにでも転がっている各種のコンセント・タップ(電源コンセントの口数を増やす差し込み式の電気器具)で出来上がっているのだ。商標名の「プラグイン」はそういう意味だったのだ。
(続く)
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