昨年あたりから欧米のDIYサイトでよく見掛けるようになってきたPWMアンプ・モジュールがもう一つある。それはcoldamp(コールドアンプ)と言い、ここでネット通販している製品だ。
http://www.coldamp.com/
なお、この会社は他の多くのPWMアンプを輩出している北欧ではなく、ラテンの国スペインにある。このサイトは親切かつ非常に良く出来ていて、ここに掲載されている情報だけで完成品のアンプを簡単に作ることが出来る。モジュールはたった一種類、BP4078と名付けられた400W RMS@4Ωのものである。現在7〜800W RMS@4Ωのハイパワー製品も開発中ということだ。
DIY'erのcoldampに対する評価は概ね好評のようで、これまでそのバイタルな音質で好まれて来たHypex UcDを引き合いに出して色々比較したりしているが、UcDよりも更にウォームで太くリッチな音質のようで、どうも新たなトレンドを作りそうな気配だ。
http://www.avforums.com/forums/showthread.php?p=4711532
上のURLには松下製アンプのケースのみを再利用してcoldampユニットを組み付けて6chのAVアンプに仕立てた猛者の記録が掲載されている。
http://www.diyaudio.com/forums/showthread/t-72780.html
http://forum.ecoustics.com/bbs/messages/1/393757.html
上のdiyAudioのスレッドでは音質などに言及しているスレッドも見られるが、概ね良好だとのこと。左右チャンネルでOR条件を取らなければならないプロテクター機能の実装に失敗してクロストークが目立つとの見当外れな話題に結構な紙面を費やしてはいるが・・。
BP4078はハーフブリッジ構成のPWMアンプ・モジュールなので、これを二つBTL接続すると800W@8Ω、1600W@4Ωのキロワッターをたやすく作ることが出来る。
coldampは他の多くのPWMアンプ・モジュール・メーカーとは異なり、SMPS(スイッチング電源)及びリニア電源の双方を販売しており、取り出せる出力に応じて準備されたSMPSのラインナップは特に豊富だ。なんとカー・オーディオ用に準備されたDC12V入力の昇圧型SMPSまで準備されている。これらの電源を使うことでハーフブリッジのモノラル最小構成からフルブリッジ構成2chの最大出力までcoldamp製品だけで賄うことが出来る。その辺りの接続に関する解説はWebに掲載されている資料に詳細に記述してある。
coldampという文字列を国内の検索エンジンで調べてみたが、有意にヒットするのは私のblog(
http://MusicArena.exblog.jp/)だけだったことを鑑みるに、まだ日本でこれを試している人は恐らくはいないのだろう。勿論、ネットで見える範囲での話しであるが・・。このcoldamp、なかなか雰囲気は良さそうで、時間的に余裕さえあれば是非通販で購入して組み立てて、そして色々と聴いてみたいものである。
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