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2008年09月02日12:56

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【バレエ】「チャリティ・ガラ」(東京公演)

え〜い、あしたはあしたの風が吹く〜♪

...というわけで、仕事をうっちゃり、
東京公演、観に行ってしまいましたっ!
でも、後悔してません。 (^^)v

       *     *     *

会場につくと、シャドルーヒンさんはじめマールイのみんなが。
翌日は彼らの舞台だから、メルクリさんやクチュルクさん、
観に来てたりして。(^^)

プログラムやキャストが、大きく変わってました。
そして、ダンサーたちのパフォーマンスも。
こんなに違うと、奈良、新潟公演も観たかったなぁ。(^O^)

       *     *     *

★第1部

○「眠れる森の美女」より
寺島ひろみ/アンドレイ・メルクリエフ

桶川公演の時と同じ、著名なグランパです。

寺島さん、丁寧とか、優雅とか、優しく踊るという意味、
ぜったい何か勘違いしてますね。

...ていうか、ブログを読んでると、
「このコ、何も考えてない?」って気がしてきます。
いくらダンサーは体が資本と言っても、
頭も使わないと一流にはなれないんだよ?

メルクリさん、子守お疲れさまでした。(-.-)


○「薔薇の精」
さいとう美帆/アントン・コルサコフ

意図的ではないのでしょうが、1本目と2本目で、
「女性ダンサーの踊り方・悪い例、良い例」
になってました。

ひろみさん、ビデオ・カメラ入ってたから、
後でダビングさせてもらい、勉強するんだよ〜。

コルサコフ君、中性的な雰囲気が、
薔薇の精にはぴったりなんですが、踊りが重い。
ま、夏休み中ということで。


○「行かないで」
アンナ・パシコワ

「情熱の炎」の再燃です。
気合が1割増しになってました。
いいなぁ、彼女。ほかの演目も観てみたいな〜。


○「白鳥の湖」より
ダリア・スホルコワ/シリル・ピエール

こちらも桶川公演の時と同じ、2幕のPDDです。
スホルコワさん、ほんとスタイルいいなぁ。
白鳥姿が実に絵になってます。
そして、しっとり感が前回よりも出ていました。(^^)

ピエールさんのサポートって、女性を美しく魅せるだけでなく、
自身の立ち姿も腰が引けず、かっこいいんですよね〜。


○「ジプシー」
高橋晃子

「ドンQ」のヴァリのひとつです。
赤いロング・ドレスを着て、威勢の良い音楽にあわせ、
床を転げまわる、アレです。

桶川のリハーサルでは足首を痛めたようなので、
流れるようなパドブレが見せ場の「ルースカヤ」は
無理だったのでしょう。悔しかっただろうな。(>_<)

次にお目にかかれるときを、楽しみにしてますね。
そのときは、ぜひ、ベスト・パフォーマンスを!


○「ライモンダ」より
ガリーナ・ステパネンコ/アンドレイ・メルクリエフ

こちらも同じ、有名なグランパです。
順番が後になり、会場の雰囲気も暖まっていたからでしょうか、
前回よりもさらにノリが良く感じました。(^^)

も〜お、なんで冬公演に来てくれないんだよ〜、姐さんっ!o(>_<)o

メルクリさん、笑顔も爽やかだけど、やっぱり姐さんが相手だと、
恋人というよりは従者に見えます...。(^^;)


○「金平糖」
アリヤ・タニクパエワ

会場で配られていた当日のプログラムでは、
「海賊」になっているんですよ。
でも、登場したのは彼女ひとり。しかも金平糖...。
タニクパエワさんは可愛かったですけどね。(^^)

マルティニュク君、直前に怪我をしたのでしょう。
「ドンQ」には登場していたので、大怪我ではないようですが...。
お大事に。


○「シエラザード」
ユリア・マハリナ/イリヤ・クズネツォフ

下手袖から御姿が見えた瞬間に、
キャストの変更がわかりました! (^^)

コレスニチェンコさんが悪かったわけではないんですよ。
むしろ、それはそれで、もう一度観たいんです。
でも! マハリナさんのゾベイダは、
もっと観たかったんですっ!(*^^*)

彼女のゾベイダって、艶っぽいだけでなく、
どこか暖かいんですよね〜。
あ〜、もう、ぞくぞくするっ!(^O^)

クズネツォフさんからは寧猛さが消え、
目の前の美しい女性に身も心も奪い尽くされ、
他には何も見えない状態になっていました。

これだから、リピートはやめられないです。(^^)


★第2部

○「アダージョ」
アンドレイ・メルクリエフ

ミハイロフスキーに戻ってこないかなぁ。。。


○「マタ=ハリ」
ユリア・マハリナ/イリヤ・クズネツォフ

マハリナさんの新作!!!

振付等詳細は不明ですが
(きっと、ぴ〜さんが解説してくださるでしょう! (^^))
マハリナさん、自分のキャラを、ほんと良くわかっているのですね。
時代を新しくして改訂した「シエラザード」という趣で、
ここでもクズネツォフさんは思い切り苦悩してました。(^O^)
もう一度、観たいな〜。(-.-)


○「海賊」より
寺島まゆみ/芳賀望

桶川と同じギュリナーラとランケデムのグランパです。

まゆみさん、今回は丁寧さを心がけていたようで、
さらに良くなっていました。(^^)
今回の公演、楽しいこと、嬉しいことがたくさんありましたが、
彼女の進歩もそのひとつです。(^^)

芳賀さん、円満退社というわけではなさそうですが、
熊さんの仕込みは無駄ではなかったようですね。
ところどころ、熊さんの姿が見えました。

彼はノーブルから離れたほうが持ち味を生かせそうですが、
新国ではそういうわけにもいかないのだろうなぁ。


○「il Pleut」
松崎えり/大嶋正樹

始まって早々に、松崎さんの動きが良いのにびっくり!
残像の見える、滑らかで綺麗な踊りです。
一応クラシックも学んでいるようですが、基本はコンテ系の人なのに、
部分的にはひろみさんよりも上手です。

おとといのは、なんだったのだろう!?


○「カルメン」
アンナ・パシコワ/イリヤ・クズネツォフ

シチェドリンの音楽を用いたタランダ版。
プリセツカヤさんのをベースにしているのでしょうね。

昨夜は、苦悩するクズネツォフさんでした。
血圧、上がりそ〜。(^o^)

パシコワさんのプロフィールには「カルメン」「ゾベイダ」とあり、
ぜひ観たいなぁと思っていたのですが、
想像どおりの熱くて魅力的なカルメンでした!(^^)

う〜、ゾベイダも観てみたいっ!


○「ロミオとジュリエット」
オクサーナ・クチュルク/イーゴリ・イェブラ

はぁ〜、ため息しか出ません。
全幕観たいよ〜。o(>_<)o


○「瀕死の白鳥」
ユリア・マハリナ

昨夜はゲストにステパネンコさんほかを招いての、
『マハリナ・オン・ステージ』状態でした。(^^)

最後は桶川公演の時とは異なって、
生命のあかりが、ゆっくりとフェードアウトしていきました。


○「ドン・キホーテ」(組曲)
ガリーナ・ステパネンコ/アントン・コルサコフほか

おそらく資料用なのでしょうが、録画していたので、
市販してくれないかなぁ。 (^^)
キラ☆が多すぎて、目玉が10個欲しかったです。(^O^)

そんな中で、キトリの友人二人組の日本人、
しっかりと輝いてました。(^^)

桶川の時から、お、いい感じの踊りをするコたちだな、
と思っていたのですが、プログラムによると、
一人はどうやら長澤美絵さんのようです。

インターナショナル・パレエ・スクールの出身者で、ワガノワに留学、
現在はウクライナ・ドネツク・バレエ団で頑張っているようです。
相方ともども、丁寧で溌剌とした、感じのよい踊りをします。

でも、相方って...タニクパエワさん? (^o^;)


あれ? タランダさんは? カテコの挨拶だけ?
と思っていると、にこやかに舞台に登場、
軽快な音楽にあわせて、...あれはなんだっけ...「ガウチョ」?
足首が捻挫しそうなヘンな方向向いてます。(^o^;)

とそこへ上手のクズネツォフさん、いきなり舞台に倒れこむと、
尺取虫のように舞台を横断、会場は大爆笑。

笑顔と温かな拍手に包まれて、一夜の祭りは終わりました。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
素敵な公演を、ありがとう。(^^)

       *     *     *

う〜ん、どうしよう? と悩んでいるうちに、
客席の半分以上がカラッポになってました。

そうなんです、10分間の休憩を挟み、
Toshiさんという方のミニ・ライブがあるのです。

まったく興味がないので、
当初はバレエの余韻にひたりつつ帰るつもりでしたが、
ブログによるとダンサーとのコラボが急遽決まったとのこと。
...むむむ。

仕方ない、こんな機会でもない限り、一生聞くこともなさそうだし、
その道に長けた人は、どの分野でもさすがと思わせるものがあります。
友人から「この人の曲、いいよ」と薦められ、
すっかり気に入ったことも少なからずあったし。

幕があき、ピアノの周囲に3人のダンサーのシルエット。
下手に高橋さん、上手にパシコワさん、センターにメルクリさん。
Toshiさんの歌にあわせ、優雅に、時に激しく踊る姿は、本当に美しい。

でも、お楽しみは1曲だけでした。
もう2曲、歌ってくれたのですが、
声量はアンプ頼り、音域も狭く、曲相も似たりよったり。
残念ながら、好みではありませんでした。

しかも!
最初は予定のバレエ公演+おまけだと思っていたのですが、
フタを開けてみれば、バレエの時間を削ってのライブ挿入。
桶川公演と比べ、なんと4演目も少ないのです!

あああ〜、この程度のものなら、クチュルクさんの「赤の肖像」、
スホルコワさんたちの「アゴン」、そしてイェブラ君の「白鳥 XXI」 を、
もう一回観たかったよ〜。o(>_<)o

いったい、どういう経緯で、こんなことになってしまったのでしょう!

有名人なら誰でもいいテレビ局が主催したというのなら、
仕方がないと思うのですが、今回の主催者は、
自身も生粋のバレエ・ファンのはず。
こんなことをしてもファンは喜ばないということが、
わかると思うのですが...。

株式会社も立ち上げ、将来的にはプロモーターとして、
インペリアルなどを招聘したいとのこと、
がらがらの客席は、今後の糧にしてくださいね。

       *     *     *

外へ出ると、会場前にひとだかりが。
ん? 出待ちの集団?

良く見ると、人垣の向こうにイェブラ君の頭。背が高いんだ。
タクシーの近くには、クチュルクさんと、コルサコフ君。

最後の蛇足は、出待ちの時間稼ぎをしていた、
と思うことにしました。(^O^)
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